(92)全国大学選手権・天理大戦 試合後コメント

2024.12.23

 全国大学選手権(選手権)準々決勝が三重交通Gスポーツの杜で行われた。後半追い上げられたもののFWにこだわった戦術で勝利を収め、1月2日に行われる準決勝進出を決めた。今回は試合後の選手たちにインタビューを行った。

ナンバーエイト木戸大士郎主将(文4=常翔学園)
――試合を振り返ってみていかがですか。
 「80分間、絶対にタイトなゲームになるっていうのはずっと分かっていて、先週自分たちがいい準備できて、やっぱり夏合宿の借りも返したいっていうところで、まず勝ち切れたこと、次のステージに上がれたことはうれしく思います。まだまだ成長過程のチームであるということを認識させられて、今回のゲームを通して絶対に成長した部分、良かった部分もありましたし、修正しないといけない部分も出てきました。次の帝京戦も対抗戦のリベンジ、夏合宿のリベンジといろいろなリベンジがあって、去年の選手権も決勝で負けてる相手なので、次こそは絶対に帝京大に勝ちたいと思います」

――モールなどのシーンでは明治コールが響いていましたが耳には入っていましたか。
 「僕は基本プレーに必死であまり人の声は聞こえないんですけど、やっぱりどこにいても明治のファンがいてくれることはすごく戦いやすいですし、どこでもアウェーじゃないっていう気持ちにさせられるので、本当にありがたいです」

フッカー金勇哲(営4=大阪朝鮮)
――ラインアウトモールに関してはいかがですか。
 
「ラインアウトモールは相手のプレッシャーを受けたり、相手の反則とかあったんですけど、そこでもしっかり最後(トライを)取り切れたり、最初のプレーも今週準備してきたプレーだったので、それを取り切れたっていうのは成果かなと思います」

――スタメンということで、どんな気持ちで臨みましたか。
 「緊張もありましたが、 キャプテンの大士郎とかも声をかけてくれたり、メンバーに入れてない子たちも4年生でいるので、彼たちを自分がスタメンになって負けさせて、引退させられないなっていうのは考えていたので、それで勝ててすごい安心というか、勝てて良かったなと思います」

左ロック田島貫太郎(政経4=東福岡)
――ご自身のプレーを振り返っていかがですか。
 
「後半最後にトライを取られたラインアウトからのデリバリーミスとか、ちょっとしたミスで失点するので、僕だけではないと思うんですけど、そのミスを減らしたいなっていうのがありました」

――チームの雰囲気はいかがでしたか。
 「フレッシュなメンバーだったので、心配っていうか、大丈夫かなっていう部分もあったんですけど、僕的には今週のスローガンが『トラスト』って言って、信じるっていうことなんで、みんなを信じていこうって話して、思い切ってやりました」

左フランカー最上太尊(商3=仙台育英)
――ラインアウトの後のモールはいかがでしたか。
 
「意表を突くトライを取れたので良かったと思います」

――個人のプレーを振り返って良かった部分はありますか。
 「ラインアウトディフェンスだったり、ディフェンスは良かったかなと思います」

右フランカー福田大晟(商4=中部大春日丘)
――1本目のトライを振り返っていかがですか。
 「FW一人一人が(自分の)役割をできていたので、そこはFWのトライかなと思います。どこかで(戦術を)使うかって話になって、ファーストのラインアウトで1回やってみるかっていう感じでやったら、しっかりできました」

――試合終盤、点を取られてしまった部分についてはいかがですか。
 「人数は合っていたので、横とのコミュニケーションの部分、疲れてくるとだんだん声も小さくなったりして、誰を見てるかとか分からないと思うので、そこの細かい横のコミュニケーションをしっかりと取れていればディフェンスができたと思います」

スクラムハーフ柴田竜成(営3=秋田工)
――スクラムハーフとしての動きを振り返っていかがですか。
 「テンポを出せなかったので、次の試合はもっとタフになるんですけど、自分のところでさらにテンポを出していければと思います」

――序盤はディフェンスが続きましたがいかかですか。
 「最初の10分20分ぐらいはzx相手も元気で、すごいタフなところになってくるので、そこをしっかり我慢しました。先制しようっていう話をしていたので、自陣の場面が続いたんですけど、しっかり守り切ってトライにつなげられたのは良かったと思います」

左ウイング山村和也(商3=報徳学園)
――久しぶりのスタメン出場となりましたがいかがですか。
 
「とにかくチームとしてやること、自分の役割をしっかり全うしてやることだけを考えてやっていました」

――どのような意識で今試合に臨みましたか。
 「自分たちがアウェーの中で、逆にそこでしっかり自分たちがタイトになって戦うっていうところを意識して試合に臨みました」

右ウイング白井瑛人(商1=桐蔭学園)
――ご自身のプレーを振り返っていかがですか。
 
「今日は風の影響があって、キックのコントロールっていうところはあまり自分はできてなかったので、そこはしっかりしたいなと思います」

――ハーフタイムにはどんなお話をされていましたか。
 「攻め方的には、風の使い方っていうのと、キックの数を増やすっていう、エリア取りのところを多くしようっていうふうに話しました」

――ありがとうございました。

[ラグビー担当一同]