(79)全日本大学サッカー選手権 決勝R(グループA)第2節 対大院大戦試合後コメント

2024.12.17

栗田大輔監督
――クリーンシートで今大会初勝利を収めました。
 「非常にやるべきことをみんながやれました。相手もいいチームで、難しいゲームになるなと思っていましたけど、みんながやるべきことをやっていいゲームができたと思います。1戦目(対鹿屋体大戦)はふわっとしていたので、明治っぽくもう一度しっかりディフェンスから試合に入って、三原則の部分で役割をしっかりとやりながら、いい状態からボールを奪って点を決めれたり、そういうところが良かったです」

――見事な流れで先制に成功しました。
 「ああいう形でね、篤志(稲垣・法2=浦和レッズユース)がキープしてショートカウンターという、そこで草太(中村主将・政経4=前橋育英)のクロスに島野怜(法3=仙台育英)がきちんと決めてくれたのが良かった。(島野のミドルシュートは)彼の強みでもあるし、どんどん積極的なプレーで得点に絡んでほしいなと思いますね」

――次節の関西学大戦に向けて意気込みをお願いします。
 「去年のインカレの1回戦で関西学院は明治に強烈にやられているから。もう絶対にリベンジしてくると思っています。我々はそれに構えるんじゃなくて、もう1回同じように去年よりもさらに上回るようにプレーしていきたいです」

熊取谷一星(政経4=浜松開誠館)
――ゴールシーンを振り返っていかがですか。
 「距離的に狙えると最初の段階で思ったので、ファーに蹴るかニアに蹴るかという、どっちかの選択肢はありました。でもニアが空いていたので、ニアにイメージ通り蹴れて良かった。練習していたことが、ある意味で〝負けたら終わり〟という試合で発揮できて良かったなと思います」

――チーム全体として、初戦からどのように切り替えましたか。 
 「特にサッカーの戦術という面は自分たちは話してなくて。やっぱり自分たちが立ち戻る場所というか、三原則の部分だったり、ベースの部分をもう1→1回しっかりやろうというところ。また、ピッチに立ちたくても立てない人がいるという、そういう人たちの思いを力に変えてピッチに立つ選手は立つべきだとみんなで話し合いました。そこは今日はすごいできて良かったです」

島野
――先制点を振り返っていかがですか。
 「バイタルが空くというのはスカウティングでもありました。あそこに入っていくのが自分の特徴でもあって、攻撃で点を取るという部分も良さでもあるので、そこが発揮できたのは良かったです。(ゴール後の喜び方が印象的でした)監督から信頼してもらって出させてもらっている中で、当たり前のことを当たり前にやる部分にプラスして、得点という部分は自分もこだわってやってる部分です。そういう部分で先制点という大事な点を取れたのは良かった。この試合に懸ける思いが強かったので、それがゴール後に現れたかと思います」

――昨年度チームは優勝しましたが、ご自身の出場機会は限定的でした。今大会に懸ける思いをお聞かせください。
 「去年は自分が初戦(関西学大戦)で不甲斐ないプレーをして、チームに迷惑を掛けました。その後は試合のベンチにも入ることができず、チームの優勝に貢献できなかったのです。今大会はチームのために誰よりも戦って、勝利に貢献できるように頑張ろうと思います。(中一日で、その関西学院大と対戦します)そうですね。まだグループリーグ突破は決まったわけではないですし、まだまだ気が抜けないのです。また明日いいコンディションを整えて、明後日の試合で圧倒して勝てるように頑張りたいなと思います」