
(74)インカレ直前インタビュー⑭/常盤亨太
12月7日より全日本大学選手権大会(インカレ)が開幕する。今季は関東大学1部リーグ戦(リーグ戦)で現行体制移行後、史上初の無敗優勝を達成。勢いそのままにインカレ連覇および3冠を目指す。明大は関東第1代表としてAグループに振り分けられ、14日に鹿屋体大、16日に大阪学大、18日に関学大と対戦する。そして各グループ上位2チームがノックアウトステージへ進み、22日に準々決勝、25日に準決勝を戦う。そして中村組は28日の決勝の舞台を目指す。日本一を懸け、絶対に負けられない戦いが始まる。
今回は常盤亨太(法4=FC東京U-18)のインタビューをお届けします。
――4年間の総括をお願いします。
「まずは、スタッフの方々にとてもお世話になりましたし、やはりスタッフ陣の指導を受けてこなければ、ここまで人としてもサッカー選手としても成長できていなかったと思うので、スタッフの方々にとても感謝しています」
――同期への思いを伺いたいです。
「同期は一番長い時間を過ごした仲間で、1年生の頃は右も左もわからず、同期全員で一気に異世界に来たような、そんな戸惑いから始まったんですけど、やはりこの同期がいなかったら、本気になっていろんなことに向き合えなかったと思いますし、ぶつかり合いながらも、この同期で支え合ってきたからこそ、今年のチームがあると思っているので、本当にみんなには感謝しかないです。できることならこれからもまだ同期とサッカーをしたいですけど、それはかなわないので、最後に最高の思い出をつくりたいと思います」
――明大での一番の思い出を伺いたいです。
「自分が印象に残っているのは、1年生の頃によく倉庫にいたなという、もちろん試合とかもそうですけど、1年生の仕事があって、夜のミーティング、夜の掃除があって、掃除の後に夜の倉庫で、仕事の話を永遠に話していたので、そこが印象に残っています」
――今季リーグの無敗優勝をどう振り返りますか。
「全く想像はしていなかったんですけど、戦っていく上で、リーグ戦で負けていい試合などなかったです。一戦必勝で、とにかく目の前の勝負にこだわった結果がこの無敗につながったと思います」
――常盤選手の強みをお聞かせください。
「ボックストゥーボックスと運動量の部分です。とにかく明治の三原則で、運動量、球際、切り替えは一番の武器になったと思います。そこに加えて、ただ走るだけじゃなくて、頭を使って走るところ、予測する力に自信はあります。攻撃に出た時にも最後のフィニッシュのところに関わって、まだ決定力は足りないですけど、攻撃もできるというところが自分の武器だと思います」
――インカレに向けて意気込みをお願いします。
「関東の第1代表として出るので、関東の1位は全国の1位だということは、栗田監督から話していただいてるので、絶対優勝ということは思っています。そこに対して守りに入るのではなくて、決勝まで成長し続けて、12月28日が今年度の一番いいチームであったと言えるように、1試合1試合を戦って優勝したいと思っています」
――ありがとうございました。
[竹本琉生]
◆常盤 亨太(ときわ・きょうた)法4、FC東京U-18、173センチ、70キロ
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