
(69)インカレ直前インタビュー⑨/馬場惇也
12月7日より全日本大学選手権大会(インカレ)が開幕する。今季は関東大学1部リーグ戦(リーグ戦)で現行体制移行後、史上初の無敗優勝を達成。勢いそのままにインカレ連覇および3冠を目指す。明大は関東第1代表としてAグループに振り分けられ、14日に鹿屋体大、16日に大阪学大、18日に関学大と対戦する。そして各グループ上位2チームがノックアウトステージへ進み、22日に準々決勝、25日に準決勝を戦う。そして中村組は28日の決勝の舞台を目指す。日本一を懸け、絶対に負けられない戦いが始まる。
今回はFW馬場惇也(文4=ジュビロ磐田U-18)のインタビューをお届けします。
――4年間を振り返っていかがでしたか。
「つらいことの方が多かったですけど、今一番印象に残っているのは、楽しかった思い出です。つらいことや大変なこともありましたが、同期たちとここまでやってこられて本当に楽しかったです」
――4年間で成長した部分というのはどのようなところだとお考えですか。
「成長したのは、考える力、目標に対しての行動力の部分だと思います。チームで何かを成し遂げようとか、こういうことをやろうというのを試行錯誤しながら繰り返してきた生活だったので、そこに対してのアクションや、今どうすればそこに近づけるのかという考え方がすごく成長できたと思います」
――4年間で一番印象に残っている出来事、思い出はございますか。
「1年生時のリーグ戦での早大との試合です。当時は初スタメンで試合をして、初得点が取れたことがすごく印象に残っています」
――監替やコーチ陣への思いをお願いします。
「本当に感謝しかないです。自分たちは朝6時からの練習で、そこに対しても選手よりも熱い熱力で、休む暇もなく、自分たちのことを考えて、4年間接してくださったので、本当に感謝しかないです」
――同期への思いをお聞かせください。
「同期とは1年生の頃から、つらいことや大変な時期を一緒に乗り越えてきたので、言葉でなかなか伝えきれないですけど、本当に強い絆で結ばれていると思います。やはり、本音でぶつかってきたからこそ、最後自分たちの代で優勝したいという思いが強くなってると思います。本当にいい同期たちなので、これからのインカレに向けてさらに絆を強くしていきたいと思っています」
――今季のチームの印象はどうお考えですか。
「今季は本当に勢いと得点力があって、特徴のある選手もいっぱいいるので、攻撃力が特徴かなと思っています」
――インカレ前のチームの雰囲気はいかがですか。
「最近1、2週間ぐらいのみんなを見ていると、熱量をすごく感じて、練習している人たちだけじゃなく、マネジャーとか試合に出ていない選手も含めてチーム全体が、大きなベクトルを持ってインカレに向かっているような感じがすごく伝わってきます。すごくいいチームになってきているなという印象です」
――インカレへの意気込みをお願いします。
「インカレに関しては、自分のためにとかではなくて、多分これはみんなが思っていると思いますが、チームのために自分が何をできるか、試合に出る出ないに関わらずに、チームが勝つために自分が何をすべきかを求められる大会になると思います。自分が応援だとしても、どの立場になっても全力を尽くすことが大事になってくると思うので、そこをぶれずに頑張っていきたいと思います」
――ありがとうございました。
[岩田英佑]
◆馬場惇也(ばば・じゅんや)文4、ジュビロ磐田U-18、178cm、75kg
関連記事
RELATED ENTRIES