
(68)インカレ直前インタビュー⑧/吉倉昇空
12月7日より全日本大学選手権大会(インカレ)が開幕する。今季は関東大学1部リーグ戦(リーグ戦)で現行体制移行後、史上初の無敗優勝を達成。勢いそのままにインカレ連覇および3冠を目指す。明大は関東第1代表としてAグループに振り分けられ、14日に鹿屋体大、16日に大阪学大、18日に関学大と対戦する。そして各グループ上位2チームがノックアウトステージへ進み、22日に準々決勝、25日に準決勝を戦う。そして中村組は28日の決勝の舞台を目指す。日本一を懸け、絶対に負けられない戦いが始まる。
今回はFW吉倉昇空(情コミ4=富山第一)のインタビューをお届けします。
――4年間を振り返って改めていかがですか。
「毎年4年生が言うように、本当にあっという間だったと感じています。 下級生の頃から同期の14人と、 サッカーもそうですけど、サッカー外の寮生活だったり、学校だったり、本当に365日ずっと同期と一緒に関わってきたので、毎日が本当にあっという間でした」
――同期への思いはいかがですか。
「自分たちの代は個性がすごくあって、癖が強い代だったと思います。個人個人の癖が強くて、上級生からも一体感がないだったり、仲が悪いというふうに言われてたんですけど、学年が上がるにつれて、その違った個性が一緒の方向に向かって、一体感持って持ったチームになったと思います。今年度のリーグ戦も無敗ですし、チーム力で日本一をつかみ取り取れるような代になった思ってます」
――コーチ陣や監督への感謝を伺いたいです。
「学生に対して、コーチの方も多忙の中で、真剣に接してくださったことに感謝しています。 サッカーも、サッカー以外の人間性の部分も、返事や言葉の一つを本当に指導してくださるので、ものすごく感謝してます」
――今後のサッカーへの関わり方はいかがですか。
「自分はプロではなく、社会人として活躍していきたいと感じています。正直サッカーは大学4年間でやり切りたいという思いがあるので、 将来サッカーとどのように向き合っていくのかというのは正直考えていないという感じです。ただ、同期の中でも日本や世界を代表するような選手が出てくると思います。自分も社会人として、世界で活躍できるような人になりたいと思っています」
――残りインカレまでの取り組み方や過ごし方はどういったものになりますか。
「15年間、サッカーを続けているんですけど、15年間で感じてきたものっていうのは、 後輩や明治に何か残していきたいと思っています。やはり、一番は明治の4年間で、感じてきたものをしっかり結果ととして残したいです。 試合に出るのは現状難しいですけど、応援だったり、練習でチームを勝たせられるようなところにこだわって、残りの大学サッカーを全力で楽しんでいきたいと思っています」
――最後にインカレへの意気込みをお願いします。
「自分自身、インカレメンバーはもちろん狙ってますけど、 入っても入らなくてもやるべきことは変わらないというふうに思っています。チームのために、自分自身がこだわるだけじゃなくて、やはり周りにいい影響を与えて、全国優勝に貢献できるような日々を過ごしていきたいなと思ってます」
――ありがとうございました。
[岩田英佑]
◆吉倉 昇空(よしくら・のあ)情コミ4、富山第一、178cm、70kg
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