
(85)関東大学対抗戦・早大戦 試合後コメント①
関東大学対抗戦(対抗戦)の最終戦・早明戦が国立競技場で行われた。100回目を迎えた伝統の一戦は前半から両者点を奪い合う大接戦に。後半も緊張感に包まれ、両校の意地がぶつかり合った死闘を制したのは早大。明大は惜しくも勝利を逃し、最終結果5勝2敗で3位となった。今回は対抗戦を終え全国大学選手権(選手権)に挑む選手たちにインタビューを行った。
ナンバーエイト木戸大士郎主将(文4=常翔学園)
――今試合のディフェンスを振り返っていかがですか。
「良かったと思います。いいタックルができて、誰が誰を見てるのかっていうのと、しっかりセカンドもファイトができてっていうのがあったので、まだまだ改善する部分もあると思うんですけど、収穫はあったかなと思います」
――選手権に向けて意気込みをお願いします。
「いろいろ課題はあるんですけど、1個ずつ大切しながらこれからも成長して頑張っていきたいです」
左プロップ檜山蒼介(情コミ2=尾道)
――帝京大戦の前半と比べて、今試合の前半はいかがでしたか。
「帝京戦は前半の最初で大きくゲインされたので、チーム的に雰囲気も少し悪かったですし、そういうところを改善しようっていう話でずっとやってきました。ちゃんと練習でやってきたことを今回試合で出すことができたので、そこはすごく良かったかなと思います」
――今試合の良かったところと課題点をそれぞれお願いします。
「アタック、ディフェンスともにどちらもすごく良かったんですけど、ディティールのところでまだまだ甘いところがあったり、オフザボールのところでボールロストしてからの反応であったり、もっと細かいところを追求できると思うので、そこを追求して選手権優勝できるように頑張りたいと思います」
フッカー西野帆平(文3=東福岡)
――今試合の良かったところと課題点をそれぞれお願いします。
「自分自身としては、セットプレーの部分を試合前から大事にしていました。ラインアウトの部分は精度良くできたなっていうイメージでしたが、スクラムの部分は準備してきたことを出せたスクラムもあったんですけど、やっぱり向こうに負けた部分もあったので、試合を通してやり切るっていうことを選手権ではやっていけたらなと思います」
――選手権に向けて意気込みをお願いします。
「フッカーとしてセットプレーの部分をしっかり安定させてチームを勢いづけて、フィールドでもセットプレーでも勝利に貢献できるようにやっていきたいなと思います」
右プロップ倉島昂大(営4=桐蔭学園)
――対抗戦を総括していかがですか。
「どんどん試合を重ねていくごとに良くなっていると思っていて、最終戦ということで、今までやってきたことが全部出るんだなっていう風に感じたので、すごくいい試合だったかなと思います」
――選手権に向けて意気込みをお願いします。
「明治のFWとしてスクラムの部分でチームに貢献していけたらなと思います」
左ロック田島貫太郎(政経4=東福岡)
――今試合を振り返っていかがですか。
「悪くはなかったんですけど、一つのキャッチミスとか一つのペナルティーでやられてしまったので、そういうところを徹底していかないといけないなと思いました」
――ファンの歓声や校歌斉唱はいかがでしたか。
「見に来てくれる方が4万人もいたので、明治コールなどで元気をもらえたというか、糧になりました」
左フランカー最上太尊(商3=仙台育英)
――個人的な課題点はありますか。
「今週フォーカスしたコリジョンは自分的には良かったんですけど、キック合戦とかが続いた時の戻りの早さとかは早稲田の方が早かったので、そこはもっと意識しないといけないかなと思っています」
――選手権に向けて意気込みをお願いします。
「3位で終わったっていうのもあって出だしも大事だと思うので、最初から圧勝したいと思います」
右フランカー福田大晟(商4=中部大春日丘)
――今試合のゲームプランを教えてください。
「今日はまず気持ちの部分がすごく大事だと思って、帝京に負けてから落ち込むんじゃなくて、みんなで上に上がっていくっていう意識でいました。課題で出たコリジョンとスピードの二つを意識していて、コリジョンのところは今日全然負けてないですし、スピードもあったと思うので、本当に成長できたと感じる試合だったなと思います」
――セットプレーを振り返っていかがですか。
「前半は早稲田大学さんのスクラムを止めることができたんですけど、後半の大事な場面でスクラムのペナルティーを取られたりしたので、まだまだ修正するとこはあるかなと思います。ラインアウトは良かったかなと思っています。マイボールも良かったし、相手のラインアウトの時にプレッシャーをかけたり全員でまとまって押してたので、そこは良かったかなと思います」
――ありがとうございました。
[ラグビー担当一同]
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