
(71)The final showdown ~奪還への戦い~ 佐藤大地「自分たちの行いが全部『奪還』につながっている」
「今年こそ絶対に優勝を取りにいく」。木戸大士郎主将(文4=常翔学園)が今年度のスローガン『奪還』に込めた意味だ。関東大学対抗戦、そして日本一『奪還』へ。栄光を勝ち取るため闘球へと捧げた学生生活。最後の戦いに向かう4年生に明大での4年間とラストシーズンへの意気込みを伺った。10月26日より連載していく。
第28回は佐藤大地(法4=国学院栃木)のインタビューをお送りします。(この取材は11月17日に行われたものです)。
――4年間を振り返っていかがですか。
「一戦一戦残り少なくなってきたので、一つ一つ大事にして、悔いの残らないように残りの試合を頑張りたいなと思います」
――印象に残っている試合はありますか。
「あんまりないです(笑)。全部が印象に残っています」
――寮長に選ばれたときの気持ちを教えてください。
「寮長に選ばれるとは思っていなかったです。でもみんなに選ばれたからにはちゃんとやらないといけないし、4年生としてみんなを引っ張っていく人にならないといけないので、ちゃんとやろうと思いました。グラウンドのプレーでは、グラウンド外、オフザフィールドでの行動が関わってくると思っています。グラウンドで良くしても外で悪いと応援される人にならないから、ちゃんと両方ができる選手になりたいと思いました」
――明大ラグビー部に入って良かったことを教えてください。
「人としてもプレーヤーとしても成長できたところです」
――改めて、佐藤大選手にとって『奪還』というスローガンにはどのような意味が込められていますか。
「ずっと優勝できていないので、まずは優勝をするっていうのと、ファンなど見てくれている人からの期待に応えるような意味でのスローガンです。その中でマインドセットとして『FOR明治』っていうのがあって、明治のために何かするという意味です。きついトレーニングでも自分たちが『奪還』するためにとか、自分たちの行いが全部『奪還』につながっているという意味で、すごく深い意味があります」
――ありがとうございました。
[森口絵美理、保坂啓太郎]
◆佐藤 大地(さとう・だいち)法4、国学院栃木高。185センチ・103キロ
佐藤大選手おすすめの仙台土産は喜久福。「大福の中に抹茶やクリームが入っていてめっちゃおいしいです」
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