
(133)上尾シティハーフマラソン事後インタビュー④/尾ノ上一、井坂佳亮、脇坂耕平
明大からは7人の選手が出場した上尾シティハーフマラソン(上尾ハーフ)。初ハーフマラソンとなった選手もいた中、収穫と課題が多く見つかるレースとなった。今回はレース後のコメントをお届けする。
第4回は尾ノ上一(商3=鹿児島商)、井坂佳亮(商3=水城)、脇坂耕平(農1=洛南)のインタビューです。
尾ノ上
194位 1時間7分7秒 自己ベストタイ
——レースを振り返っていかがでしたか。
「64分半を狙っていたのですが、練習の段階でいっぱいいっぱいになってしまい、ピーキングができなかったです」
——今回、上尾ハーフに出走した経緯を教えてください。
「5000メートル、1万メートルと自己ベストを更新できていたので、ハーフマラソンも自己ベストを更新したいと思って出場しました」
——自己ベスト更新が続いている要因は何でしょうか。
「夏合宿でスタミナをつけて自分なりにうまくこなすことができました。補強トレーニングが苦手でしたが、そういうのもちゃんとできるようになったことで、自己ベストが出るようになったのかなと思います」
——現在のチームの雰囲気はいかがですか。
「箱根駅伝予選会(予選会)で落ちてしまったのですが、そこからしっかりみんな切り替えて取り組んでいます。自分のやることを一つ一つ潰している、できないことを克服している段階なので、これから(調子も)上がってくるかなと思っています」
——今後、出場を予定している大会はありますか。
「日体大記録会の5000メートルに出場します。少し休んでから、切り替えて自己ベストを狙って走りたいと思います」
——ありがとうございました。

井坂
203位 1時間7分24秒
——レースを振り返っていかがでしたか。
「全く納得できる走りではなかったです。目標が63分台だったので、そこから程遠い結果になってしまいました」
——63分台を出せなかった要因はありますか。
「調整の段階でうまく合わせられなかったことが一つあります。また、レース本番での弱さというのが自分の課題としてあって、本番で力を出し切れなかったことが今回の敗因かなと思います」
——コンディションはいかがでしたか。
「最初走っている時はあまり感じなかったのですが、後半やっぱり暑さがこたえたなと感じました」
——上尾ハーフに出場した理由を教えてください。
「もともと夏合宿からハーフマラソンに向けての練習をずっとやってきていました。夏合宿の頑張った成果というか、ここでどれだけ走れるかを確かめたくて上尾ハーフに出たという感じです」
——収穫や課題はありましたか。
「まだまだ練習が足りなかったということに気付けただけでも収穫かなというのと、苦しくなった時にどこまで耐えられるかが自分の課題だと思います」
——チームの雰囲気はいかがですか。
「以前に比べたらみんなで頑張ろうという感じに代も変わってきました。3年生が(来年度)最高学年になり、いろいろやっていこうと今始まっている時期で、学年の雰囲気としてはだいぶ良くなってきたと個人的には思っています。それが全学年に流れていけばいいと思います」
——来年度はチーム内でどういった役割を担っていきたいですか。
「自分はまだ3年間でメンバーに入ったことがないので、まずはメンバーに入って公式戦に出ることを自分の目標としています。後輩にも最高学年としていい姿を見せられるように、ここから気持ちを切り替えて頑張りたいと思います」
——ありがとうございました。

脇坂
228位 1時間7分58秒 初
——初めてのハーフマラソンでしたが、レースを振り返っていかがでしたか。
「2週間ぐらいうまく練習ができていなくて、自信を持ってスタートラインに立つことはできませんでした。山本豪駅伝監督からは『15キロ以降から頑張る』という指示があり、最初入りが遅くなってしまったんですけど、そこは心掛けてやることができたと思います」
——レースプランやレース内でポイントになった部分を教えてください。
「10キロまでは余裕を持って入り、そこから仕掛けていくというレースプランを考えていたんですけど、最初の10キロの入りが遅くなってしまい、そこから自分の中で悪い流れを断ち切れずに終わってしまいました。次に向けては速いペースでも入れるような体づくりや最後上げていけるように走り以外の部分も頑張っていきたいなと思います」
——上尾ハーフに出場した理由を教えてください。
「記録会やレースは自分で決めて出ていて、夏合宿を終えて自分の実力を確認する場として、そして今後の駅伝にもつなげるためにハーフマラソンに出たいと思って出場しました」
——予選会後のチームにはどのような変化がありましたか。
「練習で集団走を取り入れたり、寮生活の中でも掃除のシステムやその他生活面の部分でも変化がありました。今まで悪かったところを反省し、できるだけ良く変わっていかないとチームも強くなれないので、そういうところから変えようという意識になっています。少しずつ慣れてきて、チームとしての一体感はこの1カ月で出てきたというふうに思います」
——2年生になるにあたっての目標を教えてください。
「練習は走る面では結構できるようになってきたので、補強面をしっかり頑張りたいです。体づくりの面ではこの冬頑張って、春先、来年度以降につながるような冬を過ごしていきたいと思っています」
——ありがとうございました。
[石井遥、原田青空]
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