
(132)上尾シティハーフマラソン事後インタビュー③/宮下十碧、乙守勇志
明大からは7人の選手が出場した上尾シティハーフマラソン(上尾ハーフ)。初ハーフマラソンとなった選手もいた中、収穫と課題が多く見つかるレースとなった。今回はレース後のコメントをお届けする。
第3回は宮下十碧(商1=鹿児島実)、乙守勇志(政経2=大阪)のインタビューです。
宮下
134位 1時間5分51秒 初
——今日のレースを振り返っていかがでしたか。
「夏故障した割には意外と走れたかなと思いますが、もう少し早いタイムでいけたらと思いました」
——今日のレースプランはどのように考えていましたか。
「豪さん(山本駅伝監督)からは『あまり早いペースで入らず気負うことなくリラックスしていけ』と言われたので、最初の5キロは少しゆったり落ち着いていくというふうに考えていました」
——今回、ロードを志願した理由は何でしょうか。
「自分自身トラックよりロードの方が好きなので、今回はこっちの方にしました」
——初めてのハーフマラソンでしたが、何か違いはありましたか。
「他の距離の種目も同じですが、やはり中間でしっかりと粘っていかないといけないと思いました」
——今回のレースの収穫と課題を教えてください。
「ハーフマラソンを走ることは大事だったと思います。体づくりや補強の不足、練習での距離、ペースの不足を感じたので、もう少し距離も踏んで、ペースも上げて、ポイントもこなしていけるようにしたいです」
——冬の目標を教えてください。
「再来週に日体大記録会があるので、そこでまずは自己ベスト、できれば14分を切って、13分ぐらいを狙っていきたいと思います。また、年度末にハーフマラソンが立川であるので、そこでは63分30秒切りを狙っていきたいと思います」
——ありがとうございました。

乙守
170位 1時間6分39秒 自己ベスト
——レース内容を振り返ってみていかがでしたか。
「目標は64分半を切るというところだったので、前半ハイペースになり過ぎないように落ち着いて入りました。途中までは思い描いていたレースプランで走ることができましたが、自分の弱みである後半をしっかりまとめ切る力がなかったので苦しかったです」
——後半をまとめる力は、今後どんなふうにすれば伸びていくと思いますか。
「ジョグの質をもっと高くしていくところや、ポイント練習での消化率をもっと上げることです」
——上尾ハーフへの出走を決めた理由はありますか。
「夏合宿はハーフマラソンに向けての走り込みをずっとしてきたので、その成果を一度試したかったというのが一番の理由です」
——昨年度はケガに苦しんだシーズンでしたが、今シーズンは手応えがありますか。
「トラックでは自己ベストで走ることができました。5000メートルは自己ベストでは走れていませんが、昨年度に比べたらいいタイムで走れるようになってきたかなと思います。しっかり練習の成果が出ているなと思いました」
——今後出場する大会は決まっていますか。
「ハーフマラソンはしばらく走らないと思うので、トラックの5000メートルと1万メートルで勝負していきたいです」
——5000メートルや1万メートルの目標タイムはありますか。
「5000メートルは13分台、1万メートルは29分半切りを目標にしています」
——箱根駅伝予選会(予選会)後のチームの雰囲気はいかがですか。
「予選会で落ちてしまい、そこから危機感がチーム全体でかなり出てきました。チームで変わろうという意識が本当に強くなっていると思います」
——チーム内でどのような役割を果たしていきたいですか。
「しっかり走るところを見せて、試合の結果も自己ベストで走れば、チームが勢いづくと思うので、そこで貢献できればと思います」
——ありがとうございました。
[安田賢司、松原輝]
関連記事
RELATED ENTRIES