(130)上尾シティハーフマラソン事後インタビュー/小林将哉長距離コーチ

2024.11.20

 明大からは7人の選手が出場した上尾シティハーフマラソン(上尾ハーフ)。初ハーフマラソンとなった選手もいた中、収穫と課題が多く見つかるレースとなった。今回はレース後のコメントをお届けする。

 第1回は小林将哉長距離コーチのインタビューです。

――今回、上尾ハーフに出走した目的を教えてください。
 「上尾ハーフとMARCH対抗戦の1万メートルでしっかり記録を狙っていくということで、選手がどちらを走りたいかを選ぶという形をとりました。ハーフマラソンにチャレンジしたい選手と、1年生からは初めてのハーフマラソンを経験する意味も含めて、今回は宮下(十碧・商1=鹿児島実)と脇坂(耕平・農1=洛南)が出場しました」

――今大会がハーフマラソン初出走となった3選手の走りはいかがでしたか。
 「初めてのハーフマラソンは、結構長いのできついところがありますが、宮下は、気温が高い中でもしっかり最後まで粘れるレースができたかなと思います。脇坂はちょっときつかったなと思うので、この経験を次のレースに生かしていってほしいです。佐久間(大河・商2=鹿児島城西)はペースの落ち込みもそこまでなく走れましたが、普段の練習がしっかりできているので本人的にはもう少しいきたいなと感じたかもしれません。でも、最低限の走りはできたと思います」

――チーム内1着でゴールした堀(颯介・商3=仙台育英)選手の走りはいかがですか。
 「調子が完全に上がっている状態ではない中で走っているので、記録が出るようなコンディションではありませんでしたが、大崩れすることなくしっかり走ってくれたかなと思います」

――乙守(勇志・政経2=大阪)選手のレースはいかがでしたか。
 「乙守も練習が積めてきていない状態なので、そこの部分がレースでも出てしまっていると思います。ただ、しっかり練習を積んでいけばトラックでもハーフマラソンでも結果が付いてくると思うので、まずは練習をしっかり積んでいくことがすごく大事です」

――井坂(佳亮・商3=水城)選手はいかがでしたか。
 「本人も同じように感じていると思いますが、いいレースはできなかったです。それぞれで改善しないといけないところがあると思いますから、そこを反省して次のレースで同じ失敗を繰り返さないようにしていくことが大事ですね」

――小林コーチは冬季練習において、選手に対してどのようなことを求めていきたいですか。
 「ケガをせずに練習を継続することが一番大事です。ケガをしない体づくりのために取り組むトレーニングでは、筋力面を含め、土台を作った上で練習を継続できれば結果も一緒についてくると思います。私が求めるのは、ケガをしない体作りと練習の継続です」


――ありがとうございました。

[松原輝]