(51)関東大学1部リーグ戦 第22節流経大戦 中村草太主将 試合後コメント

2024.11.20

中村草太主将(政経4=前橋育英)

――ゴールシーンの振り返りをお願いします。

 「CKのこぼれだったと思うんですけど、セカンドの予測でポジショニングを取れたのがまず大きかったのと。そこからシュートコースが見えたんでとにかく振り切ったというか。難しいボールだったんで、振りすぎるよりかはとにかくコンパクトに振った結果がゴールにつながってよかったです」

――ゴール前は人が多かったので意外とコースなかったのかなと思いましたが見えましたか。

 「そうですね。自分の中ではニアのゾーンがあったんで。インステップでちょっとこうアーク気味にかけながらイメージ通りかなと」

――優勝が決まった瞬間はどんな思いでしたか。

 「めちゃくちゃうれしかったですけど、ちょっとほっとしたというか。ここ直近の日大戦と流経大戦は自分でも(普段)あんまり緊張はしないんですけど、ちょっと自分の中でも緊張しているなとか。無敗がどんどん近づいてくる中でそこを楽しむところと、あと緊張するところとが自分の中であって。それがようやく一段落ついたなという安堵感が大きかったとは思ってます」

――2年連続で得点王&アシスト王を記録し、選手としての成長もあると思います。

 「そうですね。記録的には超えたいのが今年の意気込みだったので。去年の自分を超えられなかったのが一番悔しい部分ですけど。アシストしてくれる人がいたりとか、後ろで体を張ってくれたりしている人がいるからこそ自分のところにボールが転がってきたり自分のFWとしての役割ができていると思っているので、チームのみんなには本当に感謝しています」

――昨シーズンの個人賞ダブル受賞と今シーズンの受賞に違いはありますか。

 「今シーズンは正直あまり自分の中でも納得できるシーズンではないです。最初は得点もアシストも重ねられた部分はあるんですけど、シーズン途中や終盤にかけてなかなか自分の特徴が出せない時期が続いて。去年はそれが1年間継続できた部分ではありますけど、そういった部分も見つめ直さないといけないですし、メンタル部分も含めてもっと鍛えていかなきゃいけないので。もちろん2年連続タイトルが取れたのはものすごく自分の自信にもなりますしうれしいですけど、もっとやらなきゃいけないことがあるなと感じた1年です」