(128)箱根駅伝予選会事後インタビュー⑯/新井晴文

2024.11.05

 第101回箱根駅伝(箱根)の出場権を懸けて行われた箱根駅伝予選会(予選会)。高温多湿という最悪のコンディションでのレースとなり、選手の走りは低調だった。ボーダーの10位には59秒届かず、明大は7年ぶりに本選への出場を逃すことに。まさかの敗退に何を思うのか。今回は監督とエントリーメンバー14人のレース直後の声をお届けする。

 第16回は新井晴文(法4=国学院久我山)のインタビューです。
 掲載が遅くなりましたことをお詫び申し上げます。

新井
――予選会を振り返っていかがですか。
 「走りでチームに貢献したかったというのが本音なのですが、走ることができなかった点でも、結果的に落ちてしまったっていうところでも悔しい結果になったと思います」

――出走メンバーに入れなかった時の率直なお気持ちをお願いします。
 「正直走りたい気持ちもありましたし、ある程度自信はあったので走りたかったです。監督が普段から全員の練習を見ている中で、ちょっと自分には少し足りない部分があったかなと思ったので、走ってもらう人に頑張ってもらおうと切り替えました」

――今回の結果はどう受け止めていますか。
 「今年度は最上級生で最後だったので、どうしても通りたかったです。本当に結果は結果なので、それが実力なのですが、最上級生として本選に行けなかったのは申し訳ない気持ちもあります」

――同期の走りは見ていていかがでしたか。
 「春先は4年生に全然走れていない人もいて、結構不安だったのですが、夏合宿が終わって5人がメンバー入りして、自分以外の4人がしっかり走ってくれたので本当にうれしかったです」

――この1年間を振り返っていかがでしたか。
 「ここ3年間は1年を通して走ることができないことがほとんどでした。今年度は春から比較的順調にきて、 関東学生対校選手権(関東インカレ)や夏合宿、明大対立大対校大会とかもしっかり全部そろえることができました。自己ベストも3種目更新することができたので、個人的には記録だけ見れば良かったです。全日本大学駅伝予選会、関東インカレ、あとは予選会もそうですが、大きい大会を見るともうちょっと結果を残せたかなと思う部分があるので、そこは思うところがあるのですが、4年間の中で一番いい年だったと思います」

――ありがとうございました。

[熊谷実夏]