(126)箱根駅伝予選会事後インタビュー⑭/森下翔太

2024.10.25

 101回箱根駅伝(箱根)の出場権を懸けて行われた箱根駅伝予選会(予選会)。高温多湿という最悪のコンディションでのレースとなり、選手の走りは低調だった。ボーダーの10位には59秒届かず、明大は7年ぶりに本選への出場を逃すことに。まさかの敗退に何を思うのか。今回は監督とエントリーメンバー14人のレース直後の声をお届けする。

 14回は森下翔太政経3世羅)のインタビューです。

森下
265位 1時間8分34秒
――コンディションはいかがでしたか。
 「ポイント練習をやっている感じから調子は良かったと思うのですが、ジョグがあまりできていませんでした。しっかり距離を踏まないとポイント練習だけではハーフマラソンはごまかしが利かないなと思いました」

――レースを振り返っていかがでしたか。
 「最初は余裕を持って入れたのですが、その割にはきつかったです。10キロ以降はペースを上げようと思ったのですが厳しく、最後は公園内でペースを落とさないように走ろうと思っていました」

――レース前の心境や意識したことはありますか。
 「特に緊張はしていなくて、準備に関してもいつも通りしっかりできていたと思います」

――敗因は何でしょうか。
 「自分は練習量が足りていないことです。夏合宿で練習できなかったことが大きかったです」

――予選会に向けた練習はいかがでしたか。
 「ジョグの距離に制限があったので、その範囲内で精一杯しました。ポイント練習は最初はBチームでやっていたのですが、2週間前からAチームに合流できて自分の感覚で練習できるくらいにはなりました」

――結果発表時のチームの雰囲気はいかがでしたか。
 「発表される前から良くて12位ぐらいだと聞いていたので、落ちているだろうなと思っていました」

――最終学年となりますが、意気込みをお願いします。
 「周りからエースと言われますが、全然そんなことはなくて大事な試合で結果を出せないとエースとは言えないと思います。今後、明大のエースになれるようにケガをせずにしっかり練習して、調子を戻して、このような大事な大会で日本人1位など上の順位を獲れるような走りをしたいです」

――今後の目標は何でしょうか。
 「MARCH対抗戦で28分を出せるくらいには調子を戻したいです」

――最後に明大ファンにメッセージをお願いします。
 「チームで箱根に出られないことは本当に申し訳ないです。ですが、自分が個人種目で箱根に出る選手以上のタイムで走って明大を応援できる機会をしっかりつくりたいと思います。応援を引き続きよろしくお願いします」

――ありがとうございました。

[原田青空]