(121)箱根駅伝予選会事後インタビュー⑨/成合洸琉

2024.10.24

 第101回箱根駅伝(箱根)の出場権を懸けて行われた箱根駅伝予選会(予選会)。高温多湿という最悪のコンディションでのレースとなり、選手の走りは低調だった。ボーダーの10位には59秒届かず、明大は7年ぶりに本選への出場を逃すことに。まさかの敗退に何を思うのか。今回は監督とエントリーメンバー14人のレース直後の声をお届けする。

 第9回は成合洸琉(情コミ1=宮崎日大)のインタビューです。

成合
151位 1時間6分37秒
——今回の結果を受けて、率直な感想を聞かせてください。
 「エースの不在が一番大きかったかなと思います。大湊さん(柊翔・情コミ2=学法石川)に頼り過ぎていたところもあって、それが大湊さんのプレッシャーになってしまって、うまく走れていなかったので、自分たち1年生も追い上げ切れずにこういう結果になったのかなと思います」

——高温の中でのレースとなりましたが、暑さへの対策はされましたか。
 「とにかく付いていく、(暑さに)我慢するだけでした」

——集団走はいかがでしたか。
 「最初は固まっていけましたが、10キロ過ぎぐらいからばらけ始めてしまいました」

——レース後半は粘ることができましたか。
 「折り返しの地点で転倒してしまいました。とにかく速く走ろうと思っていて、走りばかりを意識してしまいました」

——ご自身の走りで良かった点はありましたか。
 「どれだけきつくても最後まで粘ることができたので、そこは良かったのかなと思います」

——今後への意気込みをお願いします。
 「もうやるしかないし、全日本大学駅伝にも出られなくて箱根にも出られないチームでも応援してくれる人がいると気づいたので、そのような人たちのためにも頑張りたいと思います」

——ありがとうございました。

[橋場涼斗]