
(119)箱根駅伝予選会事後インタビュー⑦/新谷紘ノ介
第101回箱根駅伝の出場権を懸けて行われた箱根駅伝予選会(予選会)。高温多湿という最悪のコンディションでのレースとなり、選手の走りは低調だった。ボーダーの10位には59秒届かず、明大は7年ぶりに本選への出場を逃すことに。まさかの敗退に何を思うのか。今回は監督とエントリーメンバー14人のレース直後の声をお届けする。
第7回は新谷紘ノ介(政経4=世羅)のインタビューです。
新谷
114位 1時間5分59秒
――今回の結果をどのように受け止めていますか。
「キャプテンとしてチームを本選に導けなかったことが、情けない気持ちでいっぱいです」
――ご自身の走りを振り返っていかがですか。
「公園内に入ってからうまくペースアップできずに、ずるずると落ちてしまいました。どうしても思い描いた走りができなかったのですが、暑さなどのいろいろな条件は他大学もみんな同じなので、力負けしたなと思います」
――集団での走りは、納得のいくものでしたか。
「そうですね。周りの集団をうまく使いながら走れたと思います」
――コースの途中に、順位や前とのタイム差を伝える部員の方がいました。その情報を見聞きして、どのように感じていましたか。
「ボードを見る前に、日本人の先頭集団から明大が2人こぼれてきていたので、状況としてあまり良くないのはレース中に分かっていました」
――今年度駅伝主将を務めてきた中で、後輩たちに伝えたいことはありますか。
「チーム競技は、いかに上級生が引っ張って結果を出すかが重要だと僕は思っています。来年度の4年生には常に結果を残すことと、先頭を走ってみんなを引っ張っていくという意識を持って頑張ってほしいなと思います。1年生は今回タフな条件の中でも好走したと思うので、悔しい思いをした下級生を中心に来年度は全日本大学駅伝も箱根駅伝も予選会を通過して本大会で輝く姿を見たいと思います」
――ありがとうございました。
[松原輝]
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