(117)箱根駅伝予選会事後インタビュー⑤/土田隼司

2024.10.22

 第101回箱根駅伝(箱根)の出場権を懸けて行われた箱根駅伝予選会(予選会)。高温多湿という最悪のコンディションでのレースとなり、選手の走りは低調だった。ボーダーの10位には59秒届かず、明大は7年ぶりに本選への出場を逃すことに。まさかの敗退に何を思うのか。今回は監督とエントリーメンバー14人のレース直後の声をお届けする。

 第5回は土田隼司(商1=城西大城西)のインタビューです。

土田
93位 1時間5分47秒
――今の率直な気持ちをお願いします。
 「ただただ悔しいです」

――暑さはいかがでしたか。
 「気温が28度くらいだったので、前半は突っ込まずにリラックスして走ることを意識して走りました」

――どのあたりからスパートをかけ始めましたか。
 「13キロ過ぎぐらいで主力の3年生の背中が見え始めて危機感を感じました。公園内に入ってからは後のことは考えず、ひたすら前の選手を追うことを意識して走りました」

――全体の走りを振り返っていかがですか。
 「目標としていたタイムよりも遅かったです。暑さもありましたが、他校の同級生を見ると自分の力不足かなと思います」

――明大の他の1年生の走りはいかがでしたか。
 「2人は前半から見えなくなって焦りました。それでもあまり飛ばし過ぎないことを意識して、自分のペースで行こうと考えていました。公園内で追い付いてからは、アイコンタクトして全員で上がっていけたらと思って走っていました」

――ご自身のタイムについて振り返りをお願いします。
 「もともとチーム目標の63分30秒を目標としていたので、最低でも64分と考えていましたが、それすら更新できず全く駄目でした」

――ありがとうございました。

[中村慈詠]