
(106)箱根駅伝予選会事前インタビュー⑩/新井晴文
目前に迫った箱根駅伝予選会(予選会)。明大は最大の目標である箱根駅伝(箱根)でのシード権獲得に向け、まずは出場権を獲得する戦いに挑む。例年に比べ厳しいレースになることが予想される中、戦いを前に選手たちは何を思うのか。今回は予選会にエントリーされた14人の選手のコメントをお届けする。
第10回は新井晴文(法4=國學院久我山)のインタビューです(この取材は10月14日にオンラインで行われたものです)。
――現在のコンディションはいかがですか。
「合宿が明けて疲労が抜けてきて、いい状態になってきていると思います」
――エントリー時の率直な気持ちを教えてください。
「予選会は大事な大会なので、そこに入れさせてもらえたという意味で、うれしさはありますし責任も感じます」
――夏合宿を振り返っていかがですか。
「1次、2次、3次全て通してケガはなく、全部しっかり練習することができて、有意義な夏合宿になったと思っています」
――予選会に向けて取り組んできたことはありますか。
「いつも通りではあるのですが、ジョグをおろそかにしないことです。距離が長くなればなるほど、基礎の面が大事になってくると思うので、ジョグをしっかりやることが一番です」
――レースプランを教えてください。
「展開は分からないですが、どんな展開になってもチーム平均の目標である63分半に少しでも近づけて走れるようにしたいです。15キロ以降で特に粘れるように、どういう役割を任されてもできることをしっかりやれるようにしたいです」
――4年生として何か意識しているところはありますか。
「学生スポーツなので、4年生が走りもそうですが、走る以外のところでも引っ張っていかなければいけないと思っています。特に予選会は本当にプレッシャーがかかります。1年生は初めてで、あまり負担はかけたくないと思っているので、特に何かをするわけではないですが、練習面でも引っ張っていけるように頑張っています」
――調子が良い選手はいますか。
「山本樹(営3=専大松戸)は結構調子が良いです。あとは同学年の溝上(稜斗・商4=九州学院)も夏合宿から抜けてきても、結構いい状態を保っているのではないかなと思います」
――個人の目標を教えてください。
「少しでもチームの通過に貢献したいので、10番以内を目指すこととタイムも63分30~45秒の間ぐらいでいけるように頑張ろうと思います」
――今年度のチームの特徴はどのような点だと感じますか。
「絶対的なエースがいない分、誰にでもチャンスはあるから頑張ろうという雰囲気は感じます。本当により走れている選手からは『自分がもっとやってやろう』といった心意気を感じます」
――最後に意気込みをお願いします。
「まず4年生として絶対通過に貢献したいと思っているので、応援よろしくお願いします」
――ありがとうございました。
[熊谷実夏]
予選会まであと2日
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