(103)箱根駅伝予選会事前インタビュー⑦/堀颯介

2024.10.16

 目前に迫った箱根駅伝予選会(予選会)。明大は最大の目標である箱根駅伝(箱根)でのシード権獲得に向け、まずは出場権を獲得する戦いに挑む。例年に比べ厳しいレースになることが予想される中、戦いを前に選手たちは何を思うのか。今回は予選会にエントリーされた14人の選手のコメントをお届けする。

 第7回は堀颯介(商3=仙台育英)のインタビューです(この取材は10月15日にオンラインにて行われたものです)。

――現在のコンディションはいかがですか。
 「コンディションはあまり良くないんですけど、しっかり練習したことは出せる状態かなと思っています」

――あまり調子が良くない原因は何が考えられますか。
 「練習で少し付けないところがあったりと、100パーセントの準備はできていないかなという感覚です」

――予選会を控えた現在の心境はいかがですか。
 「ここを勝たないと箱根には出られないので、重要な大会だと思っています。なので、そういった緊張感はありますが、しっかり自分の出せるものを出せるよう頑張りたいです」

――チームの雰囲気はいかがですか。
 「予選会に向けて全員が自分のやるべきことをやれているので、いい雰囲気で練習はできていると思います」

――夏合宿後はどのような練習をされてきましたか。
 「距離を踏むことはもちろんですが、しっかりレースペースで走ることを意識して練習しました」

――レースプランを教えてください。
 「目標タイムが63分30秒切りなので、 1キロを3分ちょっとでいけるように、最初は余裕を持って、後半の6キロ、公園内入ったところでどれだけ粘れるかです」

――昨年度の経験を生かせる部分はありますか。
 「去年は公園のところでチーム全体としてペースを上げられなかったところが反省点として挙がっているので、今年は全員が公園内で最低でもペースを維持できるように練習はしてきました」

――予選会でのチームの目標を教えてください。
 「予選会は順位関係なくまず突破することが一番大事かなと思っています。あとは夏合宿の練習の成果をしっかり発揮できればいいのかなと思います」

――意識している大学や選手はいらっしゃいますか。
「特に意識している大学はないですが、やっぱり全日本大学駅伝予選会で負けた大学が多くいるので、借りを返すじゃないですけど、そういった大学にはしっかり勝ちたいです」

――予選通過するにあたって何が大事になってくると思いますか。
 「一人だけ速くても予選会は突破できないと思うので、しっかり全員が 63分台で帰ってくれば予選突破できると思います」

――最後に意気込みをお願いします。
 「予選会突破に向けて、まずは63分台を出すことと、チームに勢いをつけられる走りをしたいなと思っています」

――ありがとうございました。

[加藤菜々香]

予選会まであと3日