
(104)箱根駅伝予選会事前インタビュー⑧/森下翔太
目前に迫った箱根駅伝予選会(予選会)。明大は最大の目標である箱根駅伝(箱根)でのシード権獲得に向け、まずは出場権を獲得する戦いに挑む。例年に比べ厳しいレースになることが予想される中、戦いを前に選手たちは何を思うのか。今回は予選会にエントリーされた14人の選手のコメントをお届けする。
第8回は森下翔太(政経3=世羅)のインタビューです(この取材は10月10日にオンラインにて行われたものです)。
――現在のコンディションを教えてください。
「足のケガがあって、夏合宿ではあまり練習ができていなかったので、練習は積めていません。ですが、合宿から帰ってきてポイント練習がうまくいっているので、調子は良いです」
――夏合宿の振り返りをお願いします。
「トレーニングなど走ること以外がメインでした。体のバランスを一番強化しました」
――具体的にどのような練習をされていましたか。
「ポイント練習はしていなくて、ジョグだけです。ポイント練習を1回だけしたのですが、それでまた足が痛くなって、ほぼ歩くかトレーニングか軽いジョグをしていました」
――森下選手自身、3回目の予選会となります。
「これまではずっと練習ができていた状態で、レースに出ていたのですが、今回は全然練習を積めていない状態で出るので、その時の感覚で足を動かそうと思います。レースプランも走りながら決めていけばという感じです」
――予選会のコースの印象はいかがですか。
「公園内に入ってから、ちょっときついという感じがあるので今回は最初から突っ込まずに公園内では余裕を持って走れたらと思います」
――予選会に向けて、どのような練習をされていますか。
「練習では特に変わったことはせずにトレーニングとご飯には特に気を付けています。できるだけご飯を食べて、いっぱい寝るようにしています」
――ハーフマラソンという長い距離に向けて、意識的に取り組んでいることはありますか。
「長い距離のための目的ではないのですが、胃腸が良ければ長い距離も走れると思うので、腸内細菌の種類を増やして腸内環境を整えるために取り組んでいます」
――予選会は集団走となりますが、意識されることはありますか。
「20キロあるので集団から外れたり、遅れたりしてもまだ全然巻き返せると思います。とりあえず自分のペースで、 あまり周りに影響されずに走ろうと思います」
――夏合宿で1番楽しかったことは何ですか。
「2次合宿のプールです。もともと中学校3年まで水泳をしていて、平泳ぎが得意です。二酸化炭素耐性が強ければ走るのも必然的に速くなるというデータがあるので、高地に来て走らないんだったら、高地で水泳したら二酸化炭素耐性がつくかなと思って、ずっと泳いでました。動きは走りにそこまで影響しないのですが(泳いだことで)意外と走った時のポイント練習ができました」
――予選会に向けて意気込みをお願いします。
「63分 20秒で走ります」
――ありがとうございました。
[原田青空]
予選会まであと3日
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