(99)箱根駅伝予選会事前インタビュー③/成合洸琉

2024.10.14

 目前に迫った箱根駅伝予選会(予選会)。明大は最大の目標である箱根駅伝(箱根)でのシード権獲得に向け、まずは出場権を獲得する戦いに挑む。例年に比べ厳しいレースになることが予想される中、戦いを前に選手たちは何を思うのか。今回は予選会にエントリーされた14人の選手のコメントをお届けする。

 第3回は成合洸琉(情コミ1=宮崎日大)のインタビューです(この取材は10月11日にオンラインにて行われたものです)。

――エントリーメンバーに選ばれた率直な感想を教えてください。
 「箱根に向けて一歩踏み出したという感じがします」

――現在の調子はいかがですか。
 「合宿が明けてからだいぶ調子が上がってきて、今はいい状態です」

――夏合宿は振り返っていかがでしたか。
 「あまり調子が良くなくて練習はずっときつかったのですが、その状態でも練習はやり切っていました」

――成合選手から見て、同学年でエントリーされた土田隼司(商1=城西大城西)選手、井上史琉(政経1=世羅)選手の走りはいかがですか。
 「土田は急に上がってきて、井上もいろいろな大会でメンバーに入っていました。みんなで頑張っていたので当然の結果というか、ここまで上がってくるだろうと思っていました」

――ハーフマラソンの距離を走ることになりますが、長い距離への対応は考えていますか。
 「距離が長い分、根性負けしないというか、周りがきついんだから自分もきついのは当たり前だという考えでしっかりとまとめていきたいなと思います」 

――走る際に重視したい点はありますか。
 「昨年度、公園に入ってから大東大に一気に逆転されたことがチーム内で挙がっていたので、公園に入ってからでもペースを上げきれるように、消費の少ない走りをして体力を温存していきたいです」

――チームの雰囲気はいかがですか。
 「みんな調子が上がってきて自信もついていて、いい流れが来ているんじゃないかなと思います」

――菅平合宿では主力が複数欠けている状況でした。
 「ケガ明けですけど、戻ってきて練習も淡々とこなしているので、そこは心配していないです」

――チームとして戦略は決まっていますか。
 「大湊(柊翔・情コミ2=学法石川)さんがタイムを稼いでくれるのではないかなと思います」

――マークしている大学はありますか。
 「中大です。実力的には余裕でシード圏内に入るチームだと思うので、予選会で戦えることをプラスに考えて、しっかり勝っていきたいです」 

――最後に意気込みをお願いします。
 「予選会は注目されると思うので、一番のアピールポイントだと捉えています。ここでインパクトを残して、箱根でも注目されるような選手になっておきたいなと思います」

――ありがとうございました。

[橋場涼斗]

予選会まであと5日