(97)箱根駅伝予選会事前インタビュー①/井上史琉

2024.10.14

 目前に迫った箱根駅伝予選会(予選会)。明大は最大の目標である箱根駅伝でのシード権獲得に向け、まずは出場権を獲得する戦いに挑む。例年に比べ厳しいレースになることが予想される中、戦いを前に選手たちは何を思うのか。今回は予選会にエントリーされた14人の選手のコメントをお届けする。

 第1回は井上史琉(政経1=世羅)のインタビューです(この取材は10月10日にオンラインで行われたものです)。

――エントリーメンバーに選ばれた率直な気持ちをお聞かせください。
 「合宿期間中、しっかり練習を積めてきたので、メンバーに選ばれるとは思っていました」

――全日本大学駅伝予選会ではエントリーメンバーに選ばれましたが、出場できず悔しい思いをされたと思います。今回の予選会では出場メンバーに選ばれる自信はありますか。
 「現在、14人のメンバーがいて、自分の立ち位置は10〜14番目くらいと感じています。あとは調整次第です。しっかりと調整して、走る準備を整えていこうと思います」

――同学年の土田隼司選手(商1=城西大城西)や成合洸琉選手(情コミ1=宮崎日大)も選ばれていますが、彼らに対する意識はありますか。
 「土田は夏合宿から調子が非常に良く、成合はもともと実力のある選手です。同じ学年ということもあり、彼らに負けたくないという気持ちは常に持っています」

――現在のコンディションはいかがですか。
 「合宿が終わってから、調子がどんどん上がってきています」

――チーム全体の雰囲気はいかがですか。
 「チーム全体も、合宿期間を通して全員の調子が上がってきていて、合宿前と比べるとチームの雰囲気も大きく変わったと感じています」

――夏合宿後、どのような練習をしてきたのか教えてください。
 「合宿後は駅伝を見据えた練習が増えてきました。長い距離や駅伝のペースを想定したトレーニングが中心ですが、しっかりこなせているのでいい調子だと思います」

――ご自身の中で変化や成長を感じていますか。
 「涼しくなってきたことも影響しているかもしれませんが、合宿前と比べて調子が良くなり、練習の質も以前とは大きく変わっています」

――予選会の目標を教えてください。
 「最大の目標は予選通過ですが、個人的には63分30秒を目指し、他大学の1年生に負けないようにしたいです」

――理想のレース展開はありますか。
 「明大は集団走をすると思うので、15キロくらいまでは集団で余裕を持って走り、そこからさらに余裕があればペースを上げるというレースプランを考えています」

――コースについてどのような印象をお持ちですか。
 「試走は一度しかしておらず、公園内しか走っていないので、半分以上は当日初めて走ることになります。あまり深く考えず、その場の状況に応じて走れたらいいと思います」

――最後に意気込みをお願いします。
 「出場メンバーに選ばれて、しっかり目標の63分30秒で走り切れるように頑張ります」

――ありがとうございました。

[武田隼輔]

予選会まであと5日