
(16)秋季リーグ戦後コメント 手塚崚馬、松田歩真、山本歩
秋季リーグ戦後の選手のコメントをお届けします。
(この取材は9月24日に行われたものです)
手塚崚馬(政経4=明徳義塾)
――今の心境を教えてください。
「最後のリーグ戦だったので、優勝したかったです。(優勝に対する)みんなの思いは多分どこのチームよりも強かったので、やっぱり悔しい気持ちがあります」
――今リーグ戦ご自身の振り返りをお願いします。
「自分自身負けた試合もありましたが、常にチームのことを考えていました。試合中も雰囲気を絶対落とさないように、盛り上げるように意識して声を出したり、しっかり後輩の後押しができる応援を意識しました」
――リーグ戦を通してベンチから声を出している姿が印象的でした。
「今日だけに限らず普段の試合でもそうですし、できるだけ自分が引っ張って後輩たちがいいプレーができるように、後押しできるように心掛けていました」
――これまでリーグ戦を振り返っていかがですか。
「このリーグ戦は学生みんなが憧れる大会で、僕自身も本当に成長させてもらい、とてもいい経験をさせてもらいました。これから僕自身まだ学生の大会がありますし、卒業後も卓球を続けるつもりなので、この経験を大事にしてもっと頑張っていきたいです」
――競技は実業団で続けるのですか。
「そうですね。実業団で続けます」
――後輩にはどんな期待を寄せていますか。
「後輩みんな真面目で毎日練習にも取り組んでいて、みんな意識高くやっていますし実力もあると思うので、これからまた新しい1年生も入ってきますが、明治らしく常に1位、優勝目指して頑張ってほしいなと思います」
――同期に対する思いはいかがですか。
「4年生みんな本当に真面目で、性格も良くて、努力しています。だからこそこのメンバーで優勝したかった気持ちもありますが、でも終わってみればみんな一緒に頑張ってくれて良かったって一つの思い出になったのかなと思います。それぞれキャラも立っていますし、目標に対して真摯(しんし)で僕自身も引っ張ってもらいました。僕がくじけている時もみんなが頑張っている姿見たら自分も頑張ろうという気持ちになります」
――今後の具体的な強化ポイントはどこですか。
「今回のリーグ戦でも自分の中では、ラリー戦は良かったのですが、やはり最後の勝負どころ、その勝負弱さがあったかなと思ったので、技術だけじゃなくてメンタル面もしっかり強化していかないといけないなと思いました」
――全日学が残っていると思います。意気込みをお願いします。
「団体戦の大会は終わってしまいましたが、最後は絶対自分が納得できる結果が出せるように頑張りたいなと思います」
松田歩真(商4=野田学園)
――今の率直な気持ちを教えてください。
「優勝には届かなかったですし、(今リーグ戦)2敗もしてしまって、正直個人的にも総合的にも満足いくような結果ではなかったですが、このチームで戦ってきて、今日最後もすごくいい試合がみんなできて勝って終われたので、そこは良かったなと思います」
――最後は中高の同期・内田選手(法大)との試合でした。振り返っていかがですか。
「中学高校と6年間一緒に生活してきて、リーグ戦の最後の試合でこうやって試合することができてすごくうれしかったです」
――勝利を収めたキーポイントはありますか。
「今日の試合に関しては特に戦術とかもなくて。最後の試合だったので気持ちと、あと楽しんでプレーすることだけを考えてコートに入りました。それが勝利につながったことは良かったですし、それ以上に楽しんで試合できたのですっきりしています」
――改めて関東学生リーグ戦はどんな舞台ですか。
「自分にとっては、卓球人生の中ですごく自分のことを成長させてくれた大会だと思っています。自分もやっぱりこのリーグ戦があったからここまで頑張ってこられたというのもありますし、大学のチームメートみんながこの大会があることによって、一致団結というか一つになって頑張れたと思うので、学生にとっては本当にかけがえのない大会だなと思います」
――まだ全日学大学総合選手権・個人の部(全日学)など残っていますが、同期に対する思いを教えてください。
「キャプテンの平賀(龍生・文4=明豊)はチームを今年1年間よくまとめてくれて。手塚、山本(歩・商4=出雲北陵)も試合に出る中でやっぱり大変なこともあったと思いますが、普段の練習の姿勢とかで後輩の模範となるような行動を見せてくれたと思います。あと大島(史也・情コミ4=愛工大名電)、小笠原(勇斗・営4=秋田商)、山越(洋平・国際4=出雲北陵)の3人は試合に出場することはなかったですけれど、今日も朝の試合前の練習も最後までボール拾いをしてくれたりとか、そういう『サポートしよう』っていう気持ちが伝わってきて本当に感謝してます」
――優勝は後輩へ託すことになりました。後輩にはどんな期待を寄せていますか。
「今回自分も足引っ張ってしまってチームに迷惑かけてしまいました。でも後輩、特に飯村(悠太・商2=野田学園)、木方(圭介・政経1=野田学園)、芝(拓人・情コミ1=野田学園)が中心に、そして浅見(勇志・文1=希望が丘)も出場して、本当に強くて頼もしい後輩で来年以降必ず優勝してくれると思ってるので、自分はこれから応援する立場にはなりますが、しっかり応援して見ていきたいなと思います」
――全日学が控えていると思いますが、意気込みをお願いします。
「自分個人の目標は、やっぱり最高の結果を残して大学卒業したいと思っているので、本当に悔いがないように、自分の最高のプレーをして終われるようにこれからの期間も頑張っていきたいなと思います」
――競技は卒業後も続けられるのですか。
「卓球は続けて、これから実業団の方でプレーさせていただく予定でより高いレベルの 社会人のところで戦わせていただくことになるので自覚をもって、仕事と卓球の両立は大変だとは思いますが、しっかり両立して卓球でも仕事でも活躍できるように人として成長していきたいと思います」
山本
――秋季リーグ戦を振り返っていかがですか。
「出場することができず悔しいですし、春何回か出場した中で今回体調を崩してしまいチームに迷惑をかけてしまったので反省しています」
――出場がなかった中で、試合に出ているチームメートの姿はいかがでしたか。
「出ている人も出ていない人も全員が最後まで諦めることなく頑張っていたので、すごくいい試合だなと思いました」
――最終戦の法大戦でオーダーに復帰されたと思いますが、心境はいかがでしたか。
「優勝の可能性は高くはなかったですが、最終戦に勝って終われたらいいなと思って準備していました」
――髙山幸信監督から何か言葉は掛けられましたか。
「当日に(オーダーに入ることを)言われて、いつ出てもいいように準備していました」
――これまでのリーグ戦を振り返っていかがですか。
「リーグ戦はどこの大学が勝つか分からないので、そこが面白いなと思います」
――思い出に残っている試合はありますか。
「たくさんあるので特にこれといった試合はないですが、全部の試合が大事で思い出に残っています」
――同期の存在はいかがですか。
「練習もすごくたくさんやりますし真面目なので、自分もいい影響を受けたと思います」
――来年度以降へ向けて後輩たちにメッセージをお願いします。
「出場するメンバーも変わると思いますが、苦しい場面でもしっかり勝ち切れるように頑張ってほしいなと思います」
――ありがとうございました。
[末吉祐貴、冨川航平]
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