(38)関東大学対抗戦・慶大戦 試合後コメント①

2024.09.23

 例年よりも早く開催された明慶戦を52―7の快勝で飾った明大。今回は慶大戦後のインタビューをお送りします。

フッカー西野帆平(文3=東福岡)
——試合を振り返っていかがですか。
 「今日はFWの話になってしまいますが、ラインアウトやスクラムのセットプレーも安定していて、 プレッシャーもかけていたので、FWから圧力をかけていけたかなという印象でした」

——今試合に点数をつけるといかがですか。
 「今日は80点です。全体を通して、ディフェンスもアタックもいい形でできていましたが、苦しい時間帯で規律の部分を守らないといけないというので、80点ぐらいかなと思いました」

——次戦への意気込みを教えてください。
 「セットプレーもまだまだレベルアップできると思うので、そこはこの1週間でまたレベルアップします。あとは来週の試合だけではなくて、その先の試合でも苦しい時間帯はあると思いますし、そこでどう我慢できるかというのが、今日の試合で課題として出たところなので、修正して臨みたいと思います」

右フランカー福田大晟(商4=中部大春日丘)
——後半の序盤はディフェンスが続きました。
 「(アタックが)縦に来るシーンが多かったですが、今週1週間、ジャンプという前に出るディフェンスをすごく意識していて、そこがチームとして出たので良かったかなと思います」

——圧倒的な試合になった要因を教えてください。
 「準備してきたことを出せたのが一番大きいと思いますが、ディフェンスだったらジャンプだったり、アタックだったらモールだったり、あとはBKとの連携だったり、練習でやってきたことが試合にもしっかり体現できたので、そこが点数を取れた要因かなと思います」

——印象に残ったプレーをおしえてください。
 「POMが平翔太(商3=東福岡)だったと思いますが、後半の責められていてきつい場面でのインターセプトは大きかったと思いますし、後半の最後にFWでモールを取り切るというのを全員で成し遂げたことは良かったなと思います」

ナンバーエイト木戸大士郎主将(文4=常翔学園)
——FWのセットプレーに関してはいかがですか。
 「モールでトライを取れたところも良かったですし、ラインアウトも良かったですし、スクラムも反則を取られる部分はありましたが、自分たちで気にせず戦えたのでよかったと思います」

——慶大を1トライに抑えましたが、ディフェンスに関してはいかがですか。
 「FWはハンティングというテーマでやっていて、15人全員でプレッシャーをかけて戦えたので良かったと思います」

——試合を終えて慶大の印象はいかがですか。
 「去年や一昨年は個人で出てくるようなチーム、スーパープレイヤーが1人2人いて戦ってくる感じでしたが、今年は15人全員で戦ってくる嫌なチームのイメージがあったので、今日はいい結果で終わることができてよかったです」

金勇哲(営4=大阪朝鮮)
——FWが攻守に活躍を見せた試合でしたが振り返っていかがですか。
 「ラインアウト(成功率)が100パーセントというクオリティーですごく良くて、ディフェンスもしっかりFWが前に出てプレッシャーをかけられたので、そういうFWの働きがこの点差につながったのかなと考えています」

——スクラムを振り返っていかがですか。
 「今週に限らずですが、スクラムの練習を今年は非常に多くしていて、セットアップの部分だとか、自分たちがこだわってきた部分にこだわって、しっかり相手にプレッシャーをかけてターンオーバーしたりできたので、成果なのかなと思います」

——今季初の対抗戦出場でしたが、試合前の意気込みはどうでしたか。
 「僕自身、首に大ケガを負って2年ぶりの対抗戦の試合だったので、 いつも通り仕事をするというのはもちろんですが、少し緊張もありましたし、爪跡を残すではないですけど、いつもより強い意気込みはあったと思います」

 ——ありがとうございました。

[ラグビー担当一同]