
(12)秋季リーグ戦事前インタビュー 飯村悠太×木方圭介×芝拓人
ついに関東学生秋季1部リーグ戦(秋リーグ)が明日開幕。明大は今年度関東学生春季1部リーグ戦(春リーグ)3位、全日本大学総合選手権・団体の部(団体インカレ)ベスト16と優勝から遠のいている。秋リーグでは王座奪還を果たし、復活ののろしを上げたい。今回は飯村悠太(商2=野田学園)、木方圭介(政経1=野田学園)、芝拓人(情コミ1=野田学園)のインタビューをお届けする。
(この取材は9月3日に行われたものです)
――開幕を直前に控えた心境はいかがですか。
木方(以下、木):春リーグ(春季関東学生1部リーグ戦)とかインカレ(全日本大学総合選手権・団体の部)で優勝っていう目標は果たせなかったので、秋リーグはしっかり優勝できるように頑張りたいなと思います。
芝:春リーグ3位で、インカレもベスト16と全然良くない結果なのですが、秋リーグは優勝して、その2大会の負けを少しでも覆せるように頑張りたいなって。
飯村(以下、飯):同じです。
――団体インカレを振り返ってみると、どんな大会でしたか。
木:すぐ終わっちゃった大会で、自分もダブルスで出て落としてしまいました。初めてのインカレだったのですが、悔いの残る大会になったなと思います。
芝:正直専修大学、早稲田大学、日本大学が(同じブロックに)いて、厳しい組み合わせだったのですが、そこに勝たないと優勝することはできなかったと思うので。当たるのが早かっただけで負けはしょうがないかなって思って、次頑張ろうと思います。
飯:自分は2点落として、納得いく試合ができなかったので悔しい大会でした。
――団体インカレを経て得た学びはありますか。
木:1―1で回ってきたダブルスが団体戦の中では重要だなって改めて感じた大会になりますね。
芝:自分は正直(専大)相手に全部攻められて全然することがなかったんですけど、そういう中でももっと試合の中で臨機応変に戦術を変えたり、対応できるような試合ができるともっといいかなと思います。
飯:圭介と同じです。
――直近では全日本東京都予選もあったと思いますが、飯村選手と木方選手のダブルスの調子はいかがですか。
木:東京都予選は2人とも結構調子良くて通過することができました。調子自体はいいと思います。
飯:調子いいです。
――このペアの強みは何ですか。
木:ラリーになった時です。打ち勝てるのが強みだと思います。
飯:圭介のチキータですね。
――飯村選手と木方選手はお互いどんな印象をもっていますか。
木:落ち着いてるんで…
芝:自分が?(笑)
木:飯村選手は落ち着いて試合してるんで、あまり(自分が)パニックになることがないです。
――木方選手はどんな後輩ですか。
飯:頼れる後輩ですね。
芝:かっこいい(笑)
――強化してきたポイントはどこですか。
木:自分は少しパワー不足というか、ラリーになった時に入れることはできるのですが、打ち負けることが大学から感じるようになったので、今引き合いだったりラリーで打ち勝てるように練習しています。
芝:レシーブでチキータを多めに使っていくことを今意識して練習しています。1発で決めるチキータもあったり、回転かけて相手のタイミングをずらすチキータだったり、いろんなチキータをできるように練習しているところです。
飯:自分はチキータ得意じゃないので、今までは練習することなかったのですが、最近ではチキータを練習しています。あとダブルスは今まで練習をあまりしてなかったのですが、最近はダブルスの練習にも取り組んでいます。
――木方選手、芝選手は初めての関東学生リーグ戦でした。
木:最初はとても緊張しました。だんだん最後の方は慣れていったのですが、あれだけベンチの人にも応援してもらって、すごく楽しい大会だなって感じたので、そこで優勝できるようにしたいなって思いました。
芝:めっちゃ緊張した感じではないのですが、今までのインターハイや高校選抜と少し雰囲気が違うかなと思いました。 最初の方はやりづらさはあったのですが、3試合目4試合目ぐらいからは慣れたのかなと思います。
――3人とも野田学園高出身ですが、高校大学の先輩・戸上隼輔選手(令6体育会卓球部卒・現井村屋グループ)のパリ五輪での活躍はどう見ていましたか。
木:やっぱりすごいなと。オリンピックに出て、日本代表として戦っているのはやっぱりすごいなっていうふうに感じました。
芝:メダル獲得とはならなかったのですが、 見ていて日本を背負って戦っているんだなって思いましたし、卓球にかける思いは本当に他の選手に比べてすごいんだなというのを感じました。
飯:オリンピックだからと気負わずに戸上さんらしいプレーができてたので、すごいと思います。
――この夏は五輪以外にも、インターハイや全国中学校大会がありましたが野田学園中高の後輩の活躍は見ていましたか。
木:結果はそんな良くはなかったと思うんですけど、頑張ってるなと思いました。
芝:団体戦は中学3位で、高校がベスト8だったのですが、全中のシングルスで2位になった後輩がいたりして、自分たちも頑張らないとって思いました。
飯:同じです。
――リーグ戦で優勝を目指すにあたって、どんなことがカギになってきますか。
木:やっぱり日大と専大に絶対に勝たないと優勝はないと思うので、その2校に絶対に勝てるようにしていきたいなと思います。
芝:(春リーグの)専修との試合は0―2から始まって、ちょっと押されていたイメージがあるのですが、今回は専修の試合も日大の試合も前半でリードしていきたいなって思っていて。 前半に出る人が結構自分の中では大事になってくるんじゃないかと思います。
飯:シングルスはみんな勝ったり負けたりになると思うので、ダブルスをしっかり取ることがカギになると思います。
――4年生とは最後のリーグ戦になりますが、どんな先輩たちですか。
木:普段の練習も集中力があってすごいなって思いますし、リーグ戦でも勝ってくれる頼れる先輩たちです。春リーグやインカレは迷惑かけてしまったのですが、秋リーグは自分たちが勝って優勝させてあげたいなって思います。
芝:みんな真面目な先輩で、リーグ戦でも絶対優勝したいっていう思いが自分たちにも伝わってきます。インカレは自分が負けて最後のインカレはベスト16っていう結果で終わらせてしまったのですが、今回のリーグ戦はもっと勝ってチームに貢献して、4年生が最後いい形で終われるように頑張りたいなと思います。
飯:真面目です。
――3選手で遊びに行くことはありますか。
芝:僕ら3人とプラス松田(歩真・商4=野田学園)さんの4人で行くこととかが結構多いですね。遊びに行くことはそんなないのですが、夜ご飯食べに行ったりするのは多いかなと思います。練習休みの日の昼ご飯とか。自分たち遊びに行くタイプじゃなくてインドアなんで(笑)
――4人の時は誰が話を回すのでしょうか。
芝:木方ですね。
木:え(笑)
芝:じゃないの?(笑)
(自覚ない感じでしょうか?)
木:ないです(笑)
芝:自覚なしでした。
――そういう時は卓球の話題が多いですか。それとも趣味とかプライベートの話題の方が多いですか。
芝:卓球の話題はそんなないと思います。趣味の話題とかですね。
――アニメとかですか。
芝:そうですね。アニメとか映画の話の方が多いのかなと。
――その映画の話をして、4人で見に行こうって感じにはなることはありますか。
飯:1回もなってないですね(笑)
――最近見た映画で、おすすめの映画はありますか。
飯:『あのコはだぁれ?』ですね。行った?
芝:いや、俺行ってない。
飯:『あのコはだぁれ?』っていう映画とか、『変な家』とか見ますね。
――結構ホラー系がお好きなんですね。ホラー系は皆さんもお好きですか。
芝:ある程度は好きです。
木:あまり好きじゃないです(笑)
――木方選手は、おすすめはされている感じですか。
木:そうですね、でもいいかなって(笑)
――芝選手もお好きなんですね。
芝:いつ出てくるか分からないのが面白いです。
――最後に、個人の目標を教えてください。
木:シングルス、ダブルスともに多分出させてもらうことになると思います。シングルスでは後半になることが多いと思いますし、回ってきているということはやっぱ大事なところだと思うので、そこでしっかり勝てるようにします。ダブルスも春リーグでは2勝しかすることができなかったので、秋リーグでは最低5勝以上はできるように頑張っていきます。
芝:個人の目標では、春リーグ4勝2敗で終わってしまったので、秋リーグでは5勝以上、7勝0敗で終われれば一番いいかなと思います。
飯:シングルスは前半後半どっち出るか分からないのですが、前半出たらチームの流れをいい方向に持っていけるように。ダブルスも多分競った状態で回ってくると思うので、しっかり取れるように全部勝てるように頑張ります。
――チームの目標はいかがですか。
木:春とインカレで悔しい思いをしてるので、絶対に優勝したいです。そこで優勝して、また来年につなげていきたいです。
芝:リーグが最後の団体戦なので、最後絶対優勝したいなって思いますし、今まで春とインカレで負けた分絶対秋リーグで全員で優勝したいです。
飯:4年生は最後のリーグ戦なので絶対優勝できるように頑張ります。
――ありがとうございました。
[末吉祐貴]
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