(2)関東大学1部リーグ戦事前インタビュー/鬼澤伸太朗

 ついに開幕した関東大学1部リーグ戦。今年度は12チーム2回戦総当たりの方式で、日体大、専大などを中心に熾烈(しれつ)な戦いが予想される。主将の平松克樹(情コミ4=福岡大大濠)ら4年生がチームを引っ張り、リーグ上位へ。今回は大会に挑む選手たちの意気込みを伺った。

 第1回は鬼澤伸太朗(国際2=福岡大大濠)のインタビューです。(この取材は8月17日にオンラインで行われたものです)

――今シーズンのこれまでの試合を振り返っていかがですか。
 「関東大学バスケットボール選手権大会は、まだチーム全体のディフェンスの部分がうまくできていなくて攻め込まれる展開が続いてしまいました。個人としても、高麗大との定期戦を通して競り合いのときにフィジカルの差を実感しました。そこから、関東大学バスケットボール新人戦に向けてフィジカル強化を図っていったのですが、3、4年生がいないこともあり、国士大の応援に圧倒されて流れを持っていかれてしまいました」

――今シーズンのこれまでの練習の雰囲気はいかがですか。
 「すごく良い雰囲気です。チームの勝利のために一人一人が真剣に取り組んでいて、高め合える環境ができています」

――どのようなことを重点的に鍛えていますか。
 「フィジカルの部分です。ポジション的にゴール下での激しい接触があるので、そこで負けないようにしていきたいです」

――今シーズンのチームの目標を教えてください。
 「上位リーグに入ることです。最終目標は全日本大学選手権優勝なので、そこに向けていい流れを作っていきたいです」

――どのような部分が昨年から成長したと思いますか。
 「昨年は大学バスケの展開や動きというのを一から覚えていかないとと思っていましたが、2年目になって少しずつ慣れてきてチームへの意識の部分が成長できました」

――2年生になり、心境の変化はありますか。
 「自分が2年生という立場になって、去年自分が学んだことだったことを1年生にいろいろ教えたり、チームの中心になってプレーでもチームを引っ張っていけるようになりたいです」

――チームにどのように貢献したいですか。
 「チームの勝利のために全力で泥臭くプレーしていくことです。また、プレー以外の面でもチームを支えられるようにしていきたいです」

――リーグ戦での個人の目標を教えてください。
 「得点とアシストのダブルダブルを狙っていきたいです」

――練習をしていてすごいと思う選手はいらっしゃいますか。
 「平松選手です。技術も明大の中で一番優れていて、キャプテンとして練習から人一倍一生懸命に取り組んでチームを引っ張っていってくれています。試合のときも、得点が欲しい場面で確実に取ってくれるので目指していきたいです」

――最後にリーグ戦の意気込みをお願いします。
 「チームにしっかり貢献して、多くの試合で勝利できるように頑張っていきます」

――ありがとうございました。

[早坂春佑]