(78)法大対明大定期大会事後インタビュー②/松下かなう、竹尾拓真

2024.07.19

 7月14日に行われた法大対明大定期大会(法明戦)。対校男子3000メートルでは出場した選手の多くが自己ベストを更新。終始和やかな雰囲気で競技が行われ、法大との交流を楽しんだ。今回は大会を終えた選手たちの声をお届けする。

 第2回は、松下かなう法4=大分東明)、竹尾拓真(農3=明星学園)のインタビューです。

松下
対校男子100メートル決勝 4位 10秒74
対校男子4×100メートルR決勝 2位 40秒97
——100メートルのレースを振り返ってください。
 「前半で遅れちゃったので、加速して追いつこうとしましたが、全体的に流れにいまひとつ乗れないレースだったなと感じました」

——目標としているタイムはありましたか。
 「1週間前の試合よりも上げることが目標だったのですが、結局タイムを落としてしまって悔しいです」

——コンディション自体はいかがでしたか。
 「疲労などは特にありませんでしたが、体はあまり動かない、力が入らないなって感じがしました。それが走りにつなげられなかった要因だと思います」

——4×100メートルRに1走で出場された感想を教えてください。
 「前回走ったのが去年の10月なので、久々にリレーの感覚を味わえて良かったです。昨シーズンに比べたら1走がいい位置で持ってくる安心感がなかったので、1走からしっかりできれば良かったなと思いました」

——4×100メートルRの他のメンバーとの連携はいかがでしたか。
 「1、2走の連携は取れていました。急遽佐田龍昇・法3=大分東明)と南(海斗・理工1=横須賀大津)が走ることになりましたが、2人ともつないでくれたので良かったかなと思います」

——4×100メートルRと100メートルを振り返って収穫や課題はありましたか。
 「課題としては出力の出し方がまだちょっと甘いので、ウエイトトレーニングなどで筋力アップして、それをスピードにつなげられればいいなと思います」

——最後に今後の意気込みをお願いします。
 「まず来月の試合までにタイムを自己ベスト近くまで持ってこられるように頑張ります。また、日本学生対校選手権(日本インカレ)で100メートルもリレーもどちらもいい順位を狙っていければいいなと思います」

——ありがとうございました。

竹尾拓真(農3=明星学園)

竹尾
対校男子100メートル決勝 1位 10秒53
対校男子4×100メートルR決勝 2位 40秒97
——レースの振り返りをお願いします。
 「結果は1位でタイムは10秒53でしたが、満足のできない結果でした。日本インカレの標準タイムを切ることを目標に練習を積んできたので。スタートのセットが長くてリアクションも遅れて焦りました。2次加速で前に出ることはできましたが、目標タイムに届かなかったのは詰めが甘いと思います」

——ご自身のコンディションはいかがでしたか。
 「コンディション自体はいい感じに持ってこられたので、いいタイムが出る気もしていたので悔しいです」

——今回の試合で得られた課題を教えてください。
 「スターターの合図のタイミングは一人一人異なるので、臨機応変に対応できなかったことです。スタートで先行されても慌てないように走るということを大事にしていきたいなと思います」

——今回の大会での収穫を教えてください。
 「今回は久々に4×100メートルRも走ったのですが、前半はいい加速ができて後半も伸び伸び走れたのは収穫でした」

——会場の雰囲気はいかがでしたか。
 「応援の声が大きくて雰囲気がとてもよく、走りやすかったです」

——最後に今後の意気込みを教えてください。
 「日本インカレの標準タイムの期限が8月中旬までなので、そこまでに記録を伸ばして標準タイムを切れるように頑張ります」

——ありがとうございました。

[石井遥、中村慈詠]