(77)法大対明大定期大会事後インタビュー①/吉川響、尾﨑健斗

2024.07.19

 7月14日に行われた法大対明大定期大会(法明戦)。対校男子3000メートルでは出場した選手の多くが自己ベストを更新。終始和やかな雰囲気で競技が行われ、法大との交流を楽しんだ。今回は大会を終えた選手たちの声をお届けする。

 第1回は吉川響(文3=世羅)、尾﨑健斗(商4=浜松商)のインタビューです。

吉川 
対校男子3000メートル 2位 8分3秒63
——今日の走りを振り返っていかがでしたか。
 「序盤からハイペースのレースになって、自己ベストが狙える位置でした。結果として自己ベストを出せたことは良かったのですが、 法大の選手に負けてしまったので、そこは悔しいです」


——法明戦の雰囲気というのはどう感じていらっしゃいますか。
 「明治と法政という二つの大学しかいませんが、応援の声も大きく、走っていても自分たちのところに届くほど盛り上がっているので、すごくいい雰囲気だなと思います」


——今のチームの雰囲気はどうですか。
 「全日本大学駅伝予選会で敗退してしまい、チームの雰囲気が良くない時もありましたが、そこからしっかり切り替えて、またみんなで頑張ってコツコツと練習も積めてきているので、雰囲気は良くなっていると思います」

——収穫と課題を教えてください。
 「あまりスピード練習をやらない中で今回出場して、結果的に自己ベストを出せたので、そこは良かったなと思います。課題は、最後しっかりスパートで勝ち切れなかった部分です。最後しっかり勝ち切る走りをこれからしていかなければならないなと思いました」

——今後の意気込みをお願いします。
 「夏合宿から箱根駅伝予選会(予選会)の土台づくりが始まっていくので、まずは夏合宿をしっかりこなして、予選会につなげていきたいなと思います」

——ありがとうございました。

山本(左)、尾崎(中)、溝上(右)

尾﨑
オープン男子3000メートル 3着 8分4秒24
——レースを振り返っていかがでしたか。
 「対校戦でしたが、自分は対校選手ではなかったので、積極的に行けるところまで行こうという感じで、それだけを考えていきました」

——レース展開としては想定通りでしたか。
 「最初、ちょっとペース速いなと感じましたが、思いのほか最後まで先頭集団に混ざれたので良かったと思います」

——最後、吉川選手との競り合いもあったと思いますが、その点はいかがでしたか。
 「自分の中で、ここ最近スパートが少しできるようになったという手応えがあったので、今回も発揮したいなと思っていました。結果的に最後、負けてしまったので、そこは悔しい部分でもありますが、追い込むということが目的だったので、今大会それができたのは良かったと思います」

——タイムはいかがでしたか。
 「自分としては8分20秒を切ればいいかなと思っていたので、それよりもだいぶ早く走れたので良かったと思います」

——法明戦の雰囲気はいかがでしたか。
 「初めて出場しましたが、対校戦は対校戦なりの緊張感がありました。走れて良かったです」

——最後に今後のレースの予定と意気込みをお願いします。
 「ここからは予選会や箱根駅伝に向けてという形になると思います。個人としては、これからも記録更新できるように頑張りたいと思います。秋以降トラックレースもあるので、そこで1万メートルで自己ベストを出すことを目指してやっていきたいなと思っています」

——ありがとうございました。

[石井遥、安田賢司]