(76)明大対立大対校大会事後インタビュー④/川津靖生、佐田龍昇

2024.07.11

 7月7日に開催された明大対立大対校大会(明立戦)。接戦の末、明大が優勝をつかみ取り、昨年度のリベンジを果たした。今回は、猛暑の中で熱戦を繰り広げた選手たちの声をお届けする。

 第4回は川津靖生(法2=明星学園)、佐田龍昇(法3=大分東明)のインタビューです。

川津 
対校男子走り幅跳び 2位 6メートル59
対校男子100メートル 2位 10秒55
――100メートルのレースの振り返りをお願いします。 
 「走り幅跳びの3本目が終わった後ですが、疲労はそれほどありませんでした。気温や日差しが厳しく、気持ち的にはあまり上がりませんでしたが、別に動きもそこまで悪くなかったと思います。後半の練習をすればより良くなると感じました」

――明立戦はどのような位置づけの大会でしょうか。
 「自分は今回走り幅跳びにしか出ないと決めていたのですが、人数的な問題で100メートルにも出場することになったので、気持ちの入れ方的には走り幅跳びの方が強かったです(笑)。実は自分は高校2年時に走り幅跳びをやっていて、当時は6メートル20くらいしか飛べなかったのですが今回6メートル59まで伸びたので、非常にうれしく思います。記録は確実に狙っていたので、本当に良かったです」

――明立戦の空気感はいかがですか。
 「昨年度より雰囲気も良く、走り幅跳びの時には自分が手拍子を求めたらやってくれていましたし、100メートルの盛り上がりも本当に走っていて気分が良くなるぐらい楽しかったです。言い方が適切でないかもしれませんが、体育祭のような、いい盛り上がり方だったと思います」

――今日の暑さやコンディションはいかがですか。
 「さすがに暑過ぎたのでメンタル的にも少し厳しかったです。それでもこの雰囲気が和ませてくれたので、楽しくやることができました」

――100メートルの収穫と課題を教えてください。
 「自分はやはりスタートが得意な方だと思うので、その中で最初50メートルくらいまで飛び出せたのはすごくいいのかなと思いました。課題については今回走り幅跳びもあったのでイレギュラーではありましたが、後半固くなってしまったり脚が回らなくなってしまったりという部分だと思います。後半につなげる走りがまだできていないと思うので、今後の練習ではそこを強化していきたいです」

――今後への意気込みをお願いします。
 「日本学生対校選手権(日本インカレ)で200メートルのA標準を切りたいと思います」

――ありがとうございました。

佐田龍昇(法3=大分東明)

佐田
対校男子走り幅跳び 4位 6メートル12
対校男子4×400メートルR 1位 3分15秒52
――走り幅跳びの振り返りをお願いします。
 「走り幅跳びは初めて出た種目だったので、特に何も気負うこともなく楽しんでやれたと思います」

――4×400メートルR(マイル)はいかがでしたか。
 「マイルはエースである原田(真聡・文2=東農大二)を欠いた状態で出たのですが、トータルでは悪くなかったのではないかと思います」

――マイルで最終的に接戦を制して立大に勝てたことについてはいかがですか。
 「みんなが自分の力を発揮して走れたのはとても良かったと思います。特に平岡(佳樹・営1=明大八王子)、荒澤(朋希・営2=明大中野)に関しては37度くらいのすごく暑い中だったのですが、2本目でも本当に良く走ってくれたと思います」

――やはり気温の高さは厳しいものでしたか。
 「正直すごくしんどかったですね。でも先ほど平岡や荒澤の名前も上げましたが、4走の古俣(由人・法1=東京学館新潟)も1年生で急に今日もマイルだけ出場だったので、そんな中でも本当によくやってくれたなと思います」

――明大対法大定期大会(明法戦)の意気込みをお願いします。
 「来週の明法戦は日本インカレの標準である47秒30というタイムを切ることを目標として頑張りたいと思います」

――今後の夏に向けての取り組みを教えてください。
 「まずは明法戦でしっかり走って、その後はテストなどであまり多く大会に出る機会はないと思います。一旦そこでやり切った後に日本インカレでマイルは絶対に出ると思うので、そこへ向けて今よりも1段階、2段階とレベルアップしていきたいなと思っています」

――ありがとうございました。

[原田青空、春田麻衣]