(75)明大対立大対校大会事後インタビュー③/鬼塚大翔、小林周太郎

2024.07.11

 7月7日に開催された明大対立大対校陸上競技会(明立戦)。接戦の末、明大が優勝を掴み取り、昨年度のリベンジを果たした。今回は、猛暑の中で熱戦を繰り広げた選手たちの声をお届けする。

 第3回は鬼塚大翔(政経2=学法石川)、小林周太郎(営2=伊賀白鳳)のインタビューです。

鬼塚
対校男子3000メートル3位 8分32秒17
――走りを振り返っていかがでしたか。
 「明大対法大定期大会が今シーズン最後のタイムを狙う大会になったので、今回はそのための練習の一環でした。ですが、予定より走れなかったというか、あまり思うように(体を)動かせなかったです」

――暑い中でのレースとなりました。
 「走っている時はそこまで感じませんでしたが、アップの時点では暑くて、そこで少し疲れてしまいました」

――明立戦の雰囲気はいかがでしたか。
 「他の大会に比べて応援する人と走る人との距離が近いので、楽しく走れました」

――チームの雰囲気は改善されつつありますか。
 「シーズン初めの東京六大学対校大会の時よりは良くなったのかなと思います」

――今回得られた収穫と課題を教えてください。
 「収穫はスタートまでの過ごし方で、アップの流れは暑い中で確認できました。反省点は最初の1000メートルは集団で走れましたが、そこからタイムを落としてしまったので、後半の粘りを修正していきたいと思います」

――夏に強化したい部分はありますか。
 「夏は距離を踏むと思うので、得意ではないですがしっかり付いていきたいです。また、坂道トレーニングや体づくり、ウエイトもやりたいなと思います」

――今後の意気込みをお願いします。
 「夏が明けてからまた1500メートルと5000メートルを走ると思うので、そこで来年度の関東学生対校選手権や日本学生対校選手権の標準記録を切れるように、この夏頑張っていきます」

――ありがとうございました。

小林周太郎(営2=伊賀白鳳)

小林周
対校男子3000メートル4位 8分33秒76
――今回のレースの位置付けを教えてください。
 「今回は練習の一環です。来週にある、地元の三重県選手権の3000メートルSCに出るので、3000メートルを暑さの中で刺激の一環として臨み、順位も付いてきたらいいなと考えていました」

――設定タイムはありましたか。 
 「特にありませんでした。最後まで集団で勝負して、着順にこだわるようにという指示があったので、ラストは気持ちだけでは負けないようにしました」

――30度を超えるコンディションでした。
 「自分は暑さが得意ではないので、マイナスなイメージで試合まで行ってしまいました。しかし、来週走る大会もこのくらいの気候だと思うので、そのイメージを持ってやれたかなと思います」

――ご自身の走りはいかがでしたか。 
 「前半は集団を引っ張れたのが良かったと思います。そして、いつもは引っ張った勢いのまま離れてしまうのですが、今回はラストでペースを上げて終われたので、感触的にも良かったです」

――明立戦への印象を教えてください。
 「自分は2回目の出場でした。学校の壁を取っ払って立大と一団となり、みんなで応援できるような大会になっていると思います。すごく楽しんで走ることができる大会です」

――次戦に向けての意気込みをお願いします。 
 「今回は途中で新井さん(晴文・法4=国学院久我山)に引っ張ってもらいました。ですが、来週の三重県選手権は1人でのレースになってしまうかもしれないので、そこを克服できるようにこの1週間しっかり調整していきたいと思います」

――ありがとうございました。

[春田麻衣、橋場涼斗]