(74)明大対立大対校大会事後インタビュー②/新井晴文、村越優汰主将

2024.07.10

 7月7日に開催された明大対立大対校大会(明立戦)。接戦の末、明大が優勝をつかみ取り、昨年度のリベンジを果たした。今回は、猛暑の中で熱戦を繰り広げた選手たちの声をお届けする。

 第2回は新井晴文(法4=国学院久我山)、村越優汰主将(文4=横浜)のインタビューです。

新井
対校男子3000メートル 1位 8分18秒28
――今日のコンディションを教えてください。
 「体のコンディションは絶好調ではなかったです。大会が1カ月ぶりで、1500メートル以上のレースは今年度初めてでした。ただ調子は悪くもなかったので、そこそこ走れるという感じでした」

――今日の暑さはいかがでしたか。
 「レース前に汗ばむぐらいかなり暑かったです。タフなレースになると思っていました」

――実際に走ってみていかがでしたか。
 「レース中は思ったより暑くはなかったのですが、やはりじりじりと太陽光を感じるところはありました」

――今日のレースの振り返りをお願いします。
 「少ししか前に出なかったので引っ張らずに楽をしてしまった、助けてもらったという感じがありました。それでも最後はしっかり前に出て、勝ち切れたのは良かったと思います」

――今後のレースへの意気込みをお願いします。
 「長距離ブロックもだんだん良い方向に向かっているので、競走部全体に勢いを与えられるように、来週の明大対法大定期大会(明法戦)もしっかり走って秋以降も箱根に向けて力になれるように頑張ります」

――ありがとうございました。

村越優汰主将(文4=横浜)

村越
対校男子800メートル 4位 2分01秒71
――明立戦全体の振り返りをお願いします。
 「最初の種目から上新(魁・政経3=明大八王子)をはじめ、応援に回った選手たちがサポートしてくれていました。また、マネジャーさんたちがチーム運営に携わってくれて、今日も含め大会前からチームが一丸となって取り組むことができたと思います」

――今のチームの雰囲気について教えてください。
 「正直、全日本大学駅伝予選会の結果があまり良くなかったのでチームの士気が下がると予想していましたが、そんなことはありませんでした。今年度は、東京六大学対校陸上競技大会からチームとして大会に取り組むことに注力し、応援や運営をブロックの垣根を超えて行ってきました。昨年度はチームとしての応援がうまくできなかったのですが、今年度はスローガンである『One team』を少しずつ実現できていると感じています」

――今日の明立戦にはどのような気持ちで臨みましたか。
 「明大の得点に貢献したいという気持ちが強かったです。チームで大会に臨むのはもちろん、800メートルにエントリーし個人で点を稼ぐことで貢献したいと考えていました。また今回は自分が盛り上げるというより、後輩たちが中心となってチームを引っ張ってくれました。これまでは自分から発信して動くという雰囲気がなかったので、少しずついい方向に向かっていると感じています」

――普段は競歩種目に出場されることが多いと思いますが、なぜ800メートルを選んだのですか。
 「理由は2つあります。1つは得点に貢献したかったこと、もう1つは800メートルに憧れがあったからです。中学時代、1つ上の先輩が800メートルの県トップレベルで戦っているのを見て、その影響を受けました。何年越しかわかりませんが、やっと憧れの800メートルに取り組めました」

――最後にチームとしての今後の意気込みをお願いします。
 「今年度は2つの目標を立てました。1つ目は関東学生対校選手権1部残留、もう1つは箱根駅伝でのシード権獲得です。1つ目の目標は達成できたので、2つ目の目標に注力したいと思います。この明立戦や来週の明法戦も含め、夏合宿でチームがもう一段階成長できるように各ブロックで取り組んでいきます。夏が終わってから成長した姿を見せられるように頑張りたいです」

――ありがとうございました。

[武田隼輔]