(11)団体インカレ事前インタビュー 飯村悠太×木方圭介×芝拓人

2024.07.03

 春季関東学生1部リーグ(以下、春リーグ)は専大に敗れ3位で終え、グランドスラムの可能性はなくなった。チームは7月4日からの全日本大学総合選手権・団体の部(以下、団体インカレ)での王座奪還を目指し、逆襲に出る準備は万端だ。大型新人たちを迎え、初めて全国を相手にする明大卓球部はひたむきに王座を追い求める。今回は手塚崚馬(政経4=明徳義塾)のインタビューをお届けする。
(この取材は6月30日に行われたものです)

――関東学生選手権を振り返っていかがですか。
飯村(以下、飯):ダブルスは優勝できて良かったのですが、シングルスはいつも勝っている相手に負けてしまったので悔しいです。
木方(以下、木):ダブルスはリーグ戦で負けてしまった専大のペアに勝って優勝することができてとても良かったと思います。シングルスでは優勝した選手が相手だったのですが、1―1の3ゲーム目でリードしていて、そこを取り切れずに負けてしまったので、悔しい結果になってしまいました。
:ダブルスがベスト8、シングルスがベスト16でした。ダブルスはチャンスはあったと思うので、次は勝てるように練習して次の試合に臨みたいと思います。シングルスは春リーグで勝った相手に自分のやりたいことができなくて、相手の思うような試合になってしまったので、団体インカレで当たった時は勝てるように、この前の試合の改善をしていきたいと思います。

――団体インカレを目前に控えた今の心境はいかがですか。
:去年は決勝までいったのですが、決勝で0―3で負けて悔しい思いをしたので、今年は絶対に優勝できるように頑張りたいです。
:自分は初めてのインカレなのですが、1年生らしく思い切ってプレーして、優勝できるように頑張ろうと思います。
:優勝できるチャンスはあると思うので、強い大学がたくさんありますが、必ずシングルスで1点取ってチームの優勝に貢献できるように頑張ります。

――現在のご自身の調子はいかがですか。
:普通です。
:ダブルスはこの前の関東学生選手権でいい感じだったのですが、シングルスは絶好調というわけではないので、もう少し調子を上げていきたいなと思います。
:4月から調子が少しずつ良くなってきていると思うので、団体インカレで自分の調子のピークを持ってこれるようにしていきたいと思います。

――去年のチームと比べて、今年はどんなチームだと思いますか。
:去年のインカレは宇田さん(幸矢・令6商卒)と宮川さん(昌大・令6情コミ卒)がチームを引っ張ってくれたので、今年は(松田)歩真さん(商4=野田学園)と引っ張っていけるように頑張りたいです。

――1年生のお二人は初出場ですが、どのように今大会に臨みたいですか。
:あまり緊張しすぎずに、自分のプレーがしっかりできれば勝てると思うので、まずは自分のプレーをすることを心がけていきたいと思います。
:初出場とかは特に気にしていないです。団体戦なので、自分のプレーをしてチームに1点を持って帰ってくることが自分の仕事だと思っているので、いつも通り団体戦に臨む気持ちで試合に入りたいと思います。

――飯村選手と木方選手はインカレでもダブルスを組むと思いますが、どのように戦っていきたいですか。
:関東学生選手権ではずっと調子が良かったので、そのままの勢いでいきたいです。
:関東学生選手権では調子が良くて、とてもうまくいったと思います。インカレでは苦しい場面もあると思うのですが、そこを乗り越えていけるように2人で頑張りたいと思います。

――芝選手は関東学生選手権のシングルスで強豪を破っていましたが、全国の強敵相手にどう戦っていきたいですか。
:愛知工大の選手もアスリートレベルの選手がたくさんいると思うので、そうした選手にどれだけ通用するのか、勝てるのかは自分の中でも楽しみにしています。

――春リーグ以来の団体戦となりますが、今のチームをどのように見ていますか。
:春リーグは3位で負けてしまいましたが、1位、2位、3位の差はあまりなかったと思います。団体インカレでも優勝するチャンスはあると思うので、そこに向けてチーム全体でいい雰囲気でやれているので、優勝できるように頑張っていきたいです。
:春リーグは3位という結果で負けてしまったのですが、団体インカレではチーム全員が優勝という目標を目指して練習していると思いますし、チームの雰囲気はいいと思うので、あと数日しっかり練習していい状態で試合に臨みたいと思います。

――団体インカレでのライバル校はどこになると思いますか。
:やっぱり愛知工大もそうですし、専大も春リーグで負けているので、ライバルと言ったら1校ではなくなってしまうのですが、専大、日大、早大、愛知工大という強い大学がたくさんある中、どこと当たるか分かりませんが、全校に勝てるように頑張りたいです。
:日大、専大、愛知工大です。
:メンバーを見ると愛知工大が強いと思います。当たるとしたら決勝なので、勝てるようにまずは決勝にいきたいと思います。

――愛知工大には芝選手、木方選手の同学年である三木隼選手がいますが、もし対戦するとなったらいかがですか。
:愛知工大はだれが出てくるか分からないですが、もし当たるとなれば今まで6年間一緒にやってきた仲間なので、絶対に負けたくないなと思います。
:当たるか分からないですが、当たったら絶対に勝ちたいと思います。

――団体インカレをどのような大会だと思っていますか。
:1年間通して一番大事な大会だと思っているので、リーグ戦よりも気持ちや技術を準備していきたいと思います。
:大学の団体戦の中では一番大きい大会だと思うので、優勝できるように頑張ります。
:大学の団体戦の全国大会なので、そこでしっかり優勝できるように頑張ります。

――優勝に向けて一番必要な点を教えてください。
:団体戦ではダブルスが大事になってくると思うので、ダブルスではこの2人(飯村・木方)がとってくれると思うので、自分はシングルスでチームにいい流れを持ってこれるようにしたいです。
:シングルスとダブルス両方とも出ることになるので、自分が2本取ることが大事かなと思います。
:団体戦は5本勝負で、3試合目のダブルスが勝負になると思うので、そこを取れたらチームがもっと楽に勝てると思います。

――最後に意気込みをお願いします。
:春リーグで負けてグランドスラムの可能性はなくなってしまったのですが、団体インカレで優勝して日本一になって、秋リーグでも必ず優勝できるように頑張ります。
:まずは団体インカレで優勝して、その後の秋リーグでも優勝したいと思います。
:初めての団体インカレなのですが、愛知工大や専大などの強敵に全部勝って優勝できるように頑張ります。

――ありがとうございました。

[北原慶也]