
(10)団体インカレ事前インタビュー 手塚崚馬
春季関東学生1部リーグ(以下、春リーグ)は専大に敗れ3位で終え、グランドスラムの可能性はなくなった。チームは7月4日からの全日本大学総合選手権・団体の部(以下、団体インカレ)での王座奪還を目指し、逆襲に出る準備は万端だ。大型新人たちを迎え、初めて全国を相手にする明大卓球部はひたむきに王座を追い求める。今回は手塚崚馬(政経4=明徳義塾)のインタビューをお届けする。
(この取材は6月30日に行われたものです)
――団体インカレが目前に迫った今のお気持ちをお聞かせください。
「春リーグは3位になってしまったのですが、みんなその反省点などを踏まえてインカレに向けて頑張ってきたので、あとはチーム一丸となってやるしかないと思っています」
――現在の調子はいかがですか。
「春リーグが終わってから結構期間が空いて、3位で負けてしまって本当に悔しかったので、つい数日前も関東学生選手権があったのですが、チームの目標として団体インカレ優勝ということで、みんなも僕自身も調子が少しずつ良くなっているのかなと思います」
――春リーグの結果について心境をお聞かせください。
「専大戦に負けてしまって、自分も負けてしまって、それでチームが負けてしまったと思っているので、本当に責任感はとても強くなりましたし、次は自分が勝って優勝に貢献していきたいと思っています」
――現在のチームの雰囲気はどうですか。
「みんなで優勝を目指してやってきたので、春リーグは負けてしまったのですが、次は全国大会ということで、団体インカレは大学の中で日本一を決める大会なので、そこに懸けてくる思いはみんなとても強いと思っているので、春リーグ以上の気持ちを持ってみんなで頑張っていくつもりです」
――春リーグが終わってからはどのような練習を積み重ねてきましたか。
「自分はサービスなどの細かい技術を練習中から意識して、常に試合を想定した練習と、常に緊張した場面での練習をするように心がけていました」
――団体インカレはご自身にとってどのような大会だと思われますか。
「全員が目標にしている大会だと思うので、僕も本当にそこに懸ける思いはとても強くて、チームのためにもっと頑張りたいなと思います」
――昨年度卒業された先輩方から団体インカレで学ばれたことはありましたか。
「去年卒業した人たちもそうですし、今までOBの皆さんも本当にみんなが責任感を持っていて、試合出ている人も出ていない人もそうですし。みんなが気持ちを高めて頑張っていて、戦っている姿や諦めない姿勢であったり、チームために頑張ってきた姿勢が日頃から伝わってきたので、次は僕は4年生という立場なので、僕が少しでもみんなのお手本となって、先輩としてチームを引っ張っていきたいと思っています」
――団体戦においてのご自身の立ち位置はどのようなものだと思われますか。
「団体戦は明大に入ってとてもいい経験をさせてもらって、とても楽しいと思っています。よりチームのために頑張りたいなと思いますし、自分はいろんな場面で置かれることがあるので、そのいろんな場面でも勝てるような選手になりたいと思います」
――プレー面ではどのようなプレーを目指していますか。
「自分のプレーをすることもそうですが、チームを盛り上げるために、気迫あるプレーであったり、粘り強く団体戦で〝らしい〟プレーをしたいと思います」
――団体インカレで注目してほしいポイントはありますか。
「明大は本当に伝統ある大学ですし、常に日本一というところを目標に頑張っているので、他のチームより懸けている思いはとても強いと思いますし、みんなとても頑張ってるので、明治らしい気迫あるところも見てほしいと思います」
――団体インカレでのライバルはどこですか。
「どこの大学もそうですが、去年負けている愛知工大もそうですし、春リーグで負けた専大もそうですし、一つ一つ目の前の相手を倒していかないと優勝はないと思うので、頑張っていきたいと思います」
――大会への自信をお聞かせください。
「自分は団体戦はとても得意と言いますか、楽しいので、みんな応援してくれて、とても戦いやすい気持ちもあります。団体インカレに向けて僕も準備してきて、あとはやり切るだけだと思うので、出場した試合は絶対勝つように頑張りたいと思います」
――最後の団体インカレになりますが、どのような気持ちで臨まれますか。
「自分が2年生だった時は優勝できたのですが、去年は準優勝なので悔しい気持ちもありますし、 このままじゃ駄目だって気持ちもあるので、最後は絶対優勝してチームに貢献したいですし、笑顔で終われるようにしたいなと思います」
――最後に、団体インカレでの目標を改めてお願いします。
「チームの目標は日本一、優勝ということで。自分も出場した試合は全部勝てるように頑張りたいと思います」
――ありがとうございました。
[大島菜央]
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