
(70)全日本予選事後インタビュー⑧/堀颯介
2年ぶりの伊勢路を目指し挑んだ全日本大学駅伝予選会(全日本予選)。1、2組で見せ場を作るも、後半組は失速。徐々に順位を落とし、惜しくも16秒差で予選通過を逃した。僅差での敗戦に何を思うのか。今回は激戦を終えた選手たちの声をお届けする。
第8回は堀颯介(商3=仙台育英)のインタビューです(この取材は6月28日にオンラインで行われたものです)。
――当日のコンディションはいかがでしたか。
「練習もしっかりできていて、水分の取り方などにも気を付けていたので、 調子は万全だったかなと思っています」
――レースの振り返りをお願いします。
「調子は良くて、自己ベストを狙えるレースでした。その中で7000~8000メートルのところで前と少し離れてしまって悪い方に流れてしまいました」
――走り始めてからの走りの感覚はいかがでしたか。
「体は軽かったのですが、悪く言うと軽すぎました。なので、もっとしっかり走りこんでレースに挑んだほうがいいのかなという反省があります」
――3組終了時点で7位と出場圏内に位置していた中で、出走前にプレッシャーなどはありましたか。
「前評判が悪かった中で、3組目までにしっかり7番目に入ってきてくれたことは本当にうれしかったですし、自分も頑張らなくてはと思いました。ですが、そのプレッシャーが走りに響いたとかは特に感じていなくて、それ以外のところで自分の走りがダメだったのかなと思います」
――今回も含めて、他大のエース選手と競い合う機会が多いですが、どのような心境で臨んでいますか。
「自分はタイム的に組の中でも速くなかったので、チャレンジャー精神で挑みました。他大のエースと競い合うことに特にプレッシャーやストレスは感じていなくて、やってきたことを発揮して少しでも上の選手を食っていければと思っています」
――夏の期間はどのようなことに取り組みますか。
「大学1~2年は単調な陸上人生になってしまったので、今年度は今まで以上に距離を踏んだり、やってこなかったことに挑戦するような年にしたいなと思っています」
――次に予定されている大会はありますか。
「特に予定はないです。距離を踏んで土台を作っていこうと思います」
――チームのために取り組んでいきたいことはありますか。
「チームのためになるのは走りで結果を出すことだと思うので、自分はエースではないですけど結果を出して、それを見た周りの選手が頑張ろうと思ってくれればと思います」
――ありがとうございました。
[島田五貴]
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