
(68)全日本予選事後インタビュー⑥/大湊柊翔
2年ぶりの伊勢路を目指し挑んだ全日本大学駅伝予選会(全日本予選)。1、2組で見せ場を作るも、後半組は失速。徐々に順位を落とし、惜しくも16秒差で予選通過を逃した。僅差での敗戦に何を思うのか。今回は激戦を終えた選手たちの声をお届けする。
第6回は大湊柊翔 (情コミ2=学法石川)のインタビューです。(この取材は6月26日にオンラインで行われたものです)
――当日のコンディションについて教えてください。
「気温は高くありませんでしたが、実際に走ってみるとかなり汗が出ました。体調も悪くなかったのでコンディションは良かったと思います」
――事前に予想していたレース展開を教えてください。
「各大学のエントリーが出てからハイペースになるだろうなと予想していました」
――イメージ通りの走りはできましたか。
「レース中に集団の前の方に行かなきゃいけないとずっと思っていましたが、位置取りや中盤に粘り切れない場面があって、自分が想定した走りではなかったです」
――綾選手(一輝・理工2=八千代松陰)と走ってみていかがでしたか。
「昨年度から日本選手権兼U20日本選手権や記録会などで何度か一緒に走っているのですが、今のところはほぼ全部負けてしまっています。同じチームメイトとしては頼もしいですし、 同世代でそういう選手がいてくれると張り合いが出ると感じます」
――得られた収穫や課題について教えてください。
「大会までに継続して練習ができなかった点や、本番で中盤に失速してしまった点から、後半のシーズンに向けての自分が何をしていくべきかの課題が見つかりました。そこが大きな収穫だと思います」
――箱根駅伝予選会(箱根予選)に向けて意気込みをお願いします。
「箱根予選は絶対に落とせないので、もちろん日本人1位を狙います。具体的に何の試合に出るかは未定ですが、箱根予選から箱根駅伝までの間に1万メートルで記録も出したいと思っています。他の大学のエースの方たちと渡り合えるくらいの記録を出せるようにこれからの夏をしっかり迎えたいと思います」
――ありがとうございました。
[中村慈詠]
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