(56)全日本大学駅伝予選会事前インタビュー⑧/室田安寿

2024.06.21

 昨年度、惜しくも本戦出場を逃した全日本大学駅伝(全日本)。その悔しさを糧に鍛錬を重ねてきた紫紺の戦士たちが、今年度こそ出場権を勝ち取るために予選会に挑む。本記事ではリベンジに燃える選手たちの声をお届けする。

 第8回は室田安寿(情コミ3=仙台育英)のインタビューです(この取材は6月19日にオンラインで行われたものです)。


――個人としての目標を教えて下さい。
 「天候や展開によって変わりますが、上位10位内に入るために自己ベストを狙いたいと思っています」

――チームとしての目標を教えてください。
 「 チームとしての目標は全日本の出場権を獲得できる7位以内に入賞することです」


――大会に向けて意識して練習したことを教えてください。
 「後半に減速してしまうことが多々あるので、 最近は後半の走りを意識して練習しています」


――関東学生陸上競技対校選手権大会(関東インカレ)では5000メートルでの出場でした。本大会で1万メートルを走る際のコンディションの変化はいかがですか。
 「特に大きく何かを変えたり、自分の体調が変化したりすることはないと思います。距離が伸びたので、ジョグの量を増やすなどの練習での工夫はあります。 よりチームとしての重要度が増す大会になるので、自分の感覚を研ぎ澄ますことを意識して練習しています」

――全日本予選に向けてチームで行ったコミュニケーションについて教えてください。
 「チームの取り組みとしては、朝全体でランニングを始めた部分が、関東インカレが終わってから全日本に向けて新たに加わったことだと思います」

――例年の本大会は暑さなども相まって過酷な大会になりますが、本番に向けてどのようにコンディションを整えていますか。
 「今回は雨の予報ですが、雨の中でのレースでコンディションを合わせるということは特に考えていません。 もし晴れて暑くなることを想定すると、当日だけではなく3日前ほど前からしっかり水分補給をすることを意識しています」

――本番のレースプランについて教えてください。
 「まだチームとしては監督やメンバー間で話していることはありませんが、個人としてはまず流れに乗ることを意識したいです。集団をうまく使って後半に仕掛けられる位置にいるというのが理想です」

ーー最後に意気込みをお願いします。
 「全日本に行くためにもとにかくチーム全体で1秒でも速く走り7位に入賞することを目指して頑張ります」

――ありがとうございました。

[中村慈詠]