
(54)全日本予選事前インタビュー⑥/古井康介
昨年度、惜しくも本戦出場を逃した全日本大学駅伝(全日本)。その悔しさを糧に鍛錬を重ねてきた紫紺の戦士たちが、今年度こそ出場権を勝ち取るために予選会に挑む。本記事ではリベンジに燃える選手たちの声をお届けする。
第6回は古井康介(政経3=浜松日体)のインタビューです。(この取材は6月17日にオンラインで行われたものです)
――コンディションを教えてください。
「可もなく不可もなくという感じです。普通というか良くも悪くもないです」
――国士大競技会では自己ベストを更新されていましたが、いかがでしたか。
「4月に1回ベストを更新しているのですが、その時も実力が出ていない中でのベストで、今回もベストを出したというより出ちゃった感じです。全力で走ったわけではないですし、調子が良かったからでもないです」
――全日本に向けて練習の変更はありますか。
「そこまで大きくは変わってないです。全日本に向けてポイントの質や量がちょっと落ちることはあるのですが、調整に向けてというだけで個人的にはそんなに変えてはないです」
――調子のいい選手はいらっしゃいますか。
「ずっと一緒にAチームで一緒に練習してきた堀(颯介・商3=仙台育英)、溝上さん(稜斗・商4=九州学院)はもうずっと調子が良い感じで、吉川(響・文3=世羅)も良いです。最近は室田(安寿・情コミ3=宮崎日大)がちょっと前ぐらいから調子を上げているかなと思います」
――全日本大学駅伝予選会(全日本予選)はどういった位置付けの大会ですか。
「ちょっと大きめの舞台になるので、そういうところで練習通りの結果が出せていなかった分、しっかり実力を発揮して走れるようにしたいです」
―― 今までの大会でなかなか実力を出せなかった原因として何か思っているものはありますか。
「周りを見て走れていないことや落ち着けていないことですね。後はその試合に向けての気持ちづくりがうまくできてないかなっていうのはあります」
――目指しているタイムや順位はありますか。
「全日本予選はタイムよりも順位が結構必要になってくるので、どちらかというと順位を気にします。結局は合計タイムで競うので、上にいれば他の人たちよりもタイムが早くなるのですが、順位で言うと組の中で5着以内を目標にやっています」
――自分が出た組でベストが出すことが目標になりますか。
「そうですね。本当にその組ごとでも全然違って、もう一個一個全然違うレースになるので、自分が出たところでベストが出たらという感じです」
――最後に意気込みをお願いします。
「自分の練習でやっていることが出せるように頑張りたいと思います」
――ありがとうございました。
[熊谷実夏]
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