(25)KICKOFF ROOKIES~ルーキー特集2024~ 道浦康介「少しでも早く先輩たちのレベルで戦えるように」

2024.06.19

22人のルーキーが、新しく紫紺の戦士として加わった。頂き目指す明大の羽になれ。彼らのフレッシュなプレーが、日本一『奪還』の後押しとなるだろう。本企画では彼らに電話取材を行い、高校時代や4年間の目標を伺った。6月1日より連日連載していく。(※写真は本人提供です)

第18回は道浦康介(政経1=国学院久我山)のインタビューをお送りします。(この取材は5月24日に行われたものです)

——明大への進学の決め手を教えてください。
 「父が明大出身で小さい頃から結構明大の試合を見に行かせてもらっていて、明大でラグビーがしたいなと思うようになりました」

——実際に明大に入ってみていかがですか。
 「高校とは全然違って、全国から有名な選手やレベルの高い選手が入ってきていい強度で高いレベルでやれているのですごく楽しいです」

——寮生活はいかがですか。
 「もう慣れてきて、だいぶ生活リズムも作れてきた感じですね」

——高校時代に大変だったこと、思い出に残っていることを教えてください。
 「自分が全然勉強できなかった方だったので、学校や監督が結構勉強に厳しくて、勉強と部活の両立が一番きつかったです」

——目指している選手像を教えて下さい。
 「エリス・ゲンジ選手というイングランド代表の人のプレーが好きですね。自分は結構ボールキャリーが得意な方で、その選手のボールキャリーがすごくお手本になって目指している選手像に近いです」

——ラグビーをいつ始めたのか、またそのきっかけを教えてください。
 「年少の頃に父に連れられて始めました」

——これから鍛えたい、向上したいポイントなどはありますか。
 「高校とはスクラムの強度やレベルが全然違うので強化して、早く先輩たちに追いつきたいなというのはあります」

——目黒学院高出身の同期で中村つぐ希(営1=目黒学院)選手がいますが、高校時代を振り返ってお話などはされましたか。
 「つぐ希とは高校時代からご飯に行くぐらい仲は良かったので、入ってからも前に目黒と久我山で決勝戦があったのですが2人で点数とか予想しました。仲はいいですけど目黒と久我山の話になるとちょっとバチバチします(笑)」

——昨年度の花園(全国高校大会)予選を振り返っていかがですか。
 「元々春に接戦で勝って、秋もやる前から目黒さんとは接戦になるっていうことはわかっていましたが、接点やブレイクダウンのところで目黒さんがプレッシャーをかけてきて、そこでやられて流れをつかめずに負けてしまいました」

——今年度の目標を教えてください。
 「本当に体づくりや基礎固めから、やらないといけないことが多いので、そこを1年でしっかり固めて、 少しでも早く先輩たちのレベルで戦えるようにというのを目標としています」

——ありがとうございました。

[佐藤比呂]

◆道浦 康介(みちうら・こうすけ)政経1、国学院久我山高、178センチ・105キロ
道浦選手の最近の趣味は格闘技観戦。「最近はボクシングとかMMAとかをちょっとかじる程度で見ています」