
(48)日本学生個人選手権事後インタビュー③/加世堂懸
猛暑の中行われた日本学生個人選手権。1万メートルWで近藤岬(理工3=十日町)が優勝、1500メートルでは加世堂懸(商2=仙台育英)が3位に入賞するなど、出場は少人数にとどまったものの実りある大会となった。今回はレース後の選手の声をお届けする。
第3回は加世堂のインタビューです。
加世堂
男子1500メートル3位 3分49秒68
――レースを振り返っていかがでしたか。
「関東学生対校選手権(関東インカレ)の1500メートルでうまくいかなかったので、そのリベンジで挑みましたが今回は悔しい結果でした。ですが、最低限の走りはできたと思います」
――暑い中のレースでしたが、コンディションはいかがでしたか。
「調整を午前中にやっていたので、あまり暑さは感じませんでした。気温が高かった分、体が思ったよりも動いたなと感じました」
――レースプランはどのようなものを想定していましたか。
「速い選手が多くいたのでハイペースになるんじゃないかと思っていましたが、実際はスローペースでした。そこでうまく走れたかなと思っています」
――レースの前半は集団後方での位置取りでした。
「豪さん(山本駅伝監督)から1000メートルをすぎるまでは何もしなくていいと言われたので、後ろで様子を見て後で前に出るというふうに考えていました」
――1位で最終コーナーにさしかかりました。
「もしかしたらラストいけるんじゃないかなと思った部分もありましたが、そこから向かい風もあってあまり伸びず、3位で終わってしまいました」
――今回のレースで収穫はありましたか。
「本当に関東インカレなどを通じて、より上を目指したいっていう気持ちが高くなってきているなと感じています」
――今後のレースの予定を教えてください。
「ホクレン・ディスタンスチャレンジの北見などに連れて行ってもらえるので、そこで日本選手権の標準をしっかり切って、日本学生対校選手権の方につなげていきたいと思います」
――ありがとうございました。
[石井遥]
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