
(24)KICKOFF ROOKIES~ルーキー特集2024~ 長谷川諒「明治大学の日本一に貢献できる存在になりたい」
22人のルーキーが、新しく紫紺の戦士として加わった。頂き目指す明大の羽になれ。彼らのフレッシュなプレーが、日本一『奪還』の後押しとなるだろう。本企画では彼らに電話取材を行い、高校時代や4年間の目標を伺った。6月1日より連日連載していく。(※写真は本人提供です)
第17回は長谷川諒(情コミ1=報徳学園)のインタビューをお送りします。(この取材は5月27日に行われたものです)
――明大に進学した理由を教えてください。
「昔から明治大学のラグビー部に憧れていて、よく明早戦も見ていました。なので、この大学でプレーできたらいいなっていう理由で明治大学を選びました。また、報徳学園出身の選手が結構多くいらっしゃると思うので、やっぱり先輩たちが行っていたという影響も大きいです」
――高校3年間のラクビー生活を振り返っていかがですか。
「すごくいい経験をさせてもらって、試合に多く出してもらって自信がついたっていうところが、やっぱり自分の中で一番の成長した部分かなと思います」
――今までで最も印象に残っている試合を教えてください。
「2年生の時の花園(全国高校大会)決勝の東福岡高との試合です。僕が(2年生の中で)唯一スタメンで試合に出させてもらって、そこで東福岡の強さからフィジカル面など自分個人の課題が見つかりました。やっぱりこの代で優勝したかったなっていう気持ちもありましたし、自分はもっと成長していかなきゃいけないという思いが出た試合でした」
――長谷川諒選手の強みを教えてください。
「僕の強みはスピードを生かしたランとかハイボールキャッチのところです。ランの部分で、空いているスペースは欠かさず狙っていくっていうところで、相手の間合いや駆け引きとかも大事なので、そこは意識してやっています」
――大学ラクビーに入って変わったことや気づいたことはありますか。
「レベルが高くなっていてコンタクト強度も全然変わるので、そこがやっぱり高校と大学の違う部分かなと思いました。自分の長所でもあるランスキルってところを全面にぶつけていければいいかなと思います」
――試合前のルーティーンなどはありますか。
「思いっきり走ることですね。ダッシュする感じで、結構気持ち的にも気分も上がりますし、アップの前に勢いよく1本走るみたいなことをやっています」
――明大での寮生活はいかがですか。
「先輩たちも優しいので居心地はすごくいいです。一つ上が伊藤利江人(商2=報徳学園)さん、もう一つ上が朝島燎夏(法3=正則)さん、最後4年生が行松真(営4=甲南)さんでみなさんよく声も掛けてくれて、一緒にテレビを見たりゲームをしたりしています」
――大学で伸ばしていきたい部分はありますか。
「ポジションとして足が速いのは前提なんですけど、ディフェンス面などの細かいラグビースキルというところで上回っていかないと、やっぱり今後やっていくのは難しいのかなと思うので、スキルの部分を伸ばしていきたいです」
――デビュー戦となった東日本大学セブンズはいかがでしたか。
「スタートから出してもらって、自分の得意なランスキルのところをまだ少し発揮できなかったなっていうのがあります。自分のもう一つの武器でもある高さ勝負、ハイボールキャッチっていうのはやっぱり全面的に出せたので、そこは継続してこれから15人制でも生かしていけるといいかなと思っています」
――明大ラグビー部での4年間に向けて意気込みをお願いします。
「自分が決めたことを貫き通して、妥協せず一生懸命頑張っていきたいと思っています。最終的には明治大学の日本一に貢献できる存在になりたいです」
――ありがとうございました。
[久保田諒]
◆長谷川 諒(はせがわ・りょう)情コミ1、報徳学園高、183センチ・78キロ
空いている時間はよく同期と一緒に銭湯巡りをするそう。「今年の1年生はなぜか温泉好きが多かったですね。でも僕はどちらかというとサウナ派です(笑)」
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