(20)KICKOFF ROOKIES〜ルーキー特集2024〜 中村つぐ希「ラグビーをしている人たちから目標とされる選手に」

2024.06.14

 22人のルーキーが、新しく紫紺の戦士として加わった。頂き目指す明大の羽になれ。彼らのフレッシュなプレーが、日本一『奪還』の後押しとなるだろう。本企画では彼らに電話取材を行い、高校時代や4年間の目標を伺った。6月1日より連日連載していく。(※写真は本人提供です)

 第13回は中村つぐ希(営1=目黒学院)のインタビューをお送りします。(この取材は5月20日に行われたものです。)

――明大に進学した理由を教えてください。
 「早明戦がかっこよかったので出たいと思ったのと、高校時代の監督から話を聞いて進学しようと決めました」

――ラグビーを始めたきっかけを教えてください。
 「父が家にラグビーボールを買ってきてくれて、それで弟と一緒に始めました」

――高校3年間を振り返っていかがですか。
 「3年間早かったんですけど、3年間の経験が大学になって生きている部分とまだまだ成長しなきゃいけない部分があると感じています」

――ポジションはロック、フランカー、ナンバーエイトと拝見しましたが、一番好きなポジションを教えてください。
 「高校の時はロックとナンバーエイトを主にやっていたんですけど、ロックの方が好きですね」

――高校時代主将としてどのような意識をされていましたか。
 「自分が何かをしなきゃという考えになってしまうとプレッシャーを感じてうまくいかないことが多かったので、周りに頼りながら背中で示していくということを意識していました」

――大学での練習はいかがですか。
 「高校の時に比べて何段階もレベルが高くて、一つ一つの強度やプレーのうまさの部分ですごい差を感じます」

――同期の印象はいかがですか。
 「全国からすごい選手が集まっているので切磋琢磨しあえる仲だなと思っています。ただ怪我人が多くてまだ同期と一緒にプレーしている時間が短いのでこれから知っていけたらなと思います」

――自身のアピールポイントを教えてください。
 「アタックのときのランです。そこから身長を生かしたオフロードが得意です」

――現状の課題はありますか。
 「タックルの部分で真正面から来た相手は止めれるんですけど、BKにステップを切られてしまうと外される場面もあるのでこれから改善していきたいです」

――尊敬している明大の先輩はいらっしゃいますか。
 「バックローの方々を尊敬してます。特に大士郎(木戸・文4=常翔学園)さんです。プレーはもちろんストイックなところやラグビーへの情熱の部分ですごいと感じています」

――目指している選手像はありますか。
 「紫紺のジャージーを着る以上は全国の高校生やラグビーをやっている人達から憧れられる選手になりたいです」

――ありがとうございました。

[木曽琴乃]

中村 つぐ希(なかむら・つぐき)営1、目黒学院高、186センチ・100キロ
服がお好きなようで、最近大和哲将(政経1=佐賀工業)選手と古着を買いに行ったそう!「寮にあまり服を持ってきていないので、買いに行くうちにハマりました(笑)」