
(18)KICKOFF ROOKIES〜ルーキー特集2024〜 田島柊「完全燃焼の4年間へ」
22人のルーキーが、新しく紫紺の戦士として加わった。頂き目指す明大の羽になれ。彼らのフレッシュなプレーが、日本一『奪還』の後押しとなるだろう。本企画では彼らに電話取材を行い、高校時代や4年間の目標を伺った。6月1日より連日連載していく。(※写真は本人提供です)
第11回は田島柊(営1=明大中野)のインタビューをお送りします。(この取材は5月20日に行われたものです)
――明大ラグビー部に入部を決めた理由を教えてください。
「中学生の時に全国大学選手権を見て、明大ラグビー部がかっこいいなと思ったからです」
――高校時代の明大ラグビーへの印象を教えてください
「ずっと憧れの存在です。高校時代、時間は被ることはありませんでしたが、八幡山グラウンドで練習していました。明大中野高の部室が明大ラグビー部のウエートルームの下にあり、ウエートをしている選手が見えると『やっぱでっけえ』と思っていました」
――実際に明大ラグビー部に入ってみていかがですか。
「一人一人の意識や、熱量がすごいなと思います」
――寮生活はいかがですか。
「面白いお兄ちゃんがいっぱいいるような感じです。僕の部屋にテレビがないのですが、その分先輩とよく喋ります」
――高校3年間を振り返っていかがですか。
「不完全燃焼です。僕自身ケガが多く、また僕たちの学校は小さいグラウンドしか持っていなかったため、高3になり八幡山グラウンドが使えるようになるまではいろいろなグラウンドを転々としていました。その分移動時間が長くなり、練習時間が短くなるという点で不完全燃焼感がありました」
――明大での練習環境はいかがですか。
「自分にベクトルが向けられる時間が多くなりました。夜ウエイトに向かうにしても1分ぐらいで着きます」
――高校時代に印象に残った試合を教えてください。
「高3次の新人戦の東京高戦です。フッカーでスローワーだったキャプテンが不在で、リザーブにスローを投げられる人がいなかったため、急きょ1週間でスローを練習して投げました。しかし自分のせいで負けてしまったということが強く残っています」
――ご自身の強みを教えてください。
「ひたむきさです。ボールを持ってないオフ・ザ・ボールの時の運動量や、目立たないサポートのプレーでのひたむきさが強みです」
――これから強化していきたいと思うところはありますか。
「高校と大学ではレベルが違うと思うので、フィジカルと運動量の二つです」
――目標とする選手はいらっしゃいますか。
「フランカーのクワッガ・スミスです。フランカーのお手本みたいなところやボールに働きかけるところ、サポートのプレーがうまいなと思います」
――これから4年間での目標を教えてください。
「紫紺を着て試合に出ることです」
――ありがとうございました。
[岩本文乃]
◆田島 柊(たしま・しゅう)営1、明大中野高、174センチ・95キロ
同期では倉掛太雅(政経1=東福岡)と仲が良い田島選手。「入学式の時、倉掛が僕の下の名前を間違えて『おさむ』と読んだことがきっかけで仲良くなりました(笑)それから『おさむ』と呼ばれ続けています(笑)」
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