
(16)KICKOFF ROOKIES〜ルーキー特集2024〜 白井瑛人「背中で見せられる選手に」
22人のルーキーが、新しく紫紺の戦士として加わった。頂き目指す明大の羽になれ。彼らのフレッシュなプレーが、日本一『奪還』の後押しとなるだろう。本企画では彼らに電話取材を行い、高校時代や4年間の目標を伺った。6月1日より連日連載していく。
第9回は白井瑛人(商1=桐蔭学園)のインタビューをお送りします。(この取材は5月20日に行われたものです。)
――明大に進学した理由を教えてください。
「選手層が厚い中で自分が一番成長できるかなと思って選びました」
――ラグビーを始めたきっかけを教えてください。
「兄がやっていて、その流れで親に誘われて始めました」
――高校3年間で印象に残っている試合はありますか。
「3年での花園の決勝戦です。2年では県予選で負けてしまって出られなくて、まさか1年後に全国優勝までできると思っていなかったので、すごく嬉しかったです」
――高校3年間を振り返っていかがですか。
「2年で負けてから3年で全国優勝するまですごく努力したので、努力すれば優勝に近づけるということを身に染みて感じた3年間でした」
――3年次は副将でしたが、どのような意識で練習に取り組んでいましたか。
「私生活でもグラウンドでも、桐蔭の顔として帰属意識を持って背中で示していかないといけない立場だったので、行動面では気をつけていました」
――高校日本代表でのイタリア遠征はいかがでしたか。
「海外と対戦するのは初めてだったので、自分がどれくらい通用するか知れた収穫の多い遠征でした」
――大学での練習はいかがですか。
「先輩方がみんなすごすぎて自分がかすみますね(笑)」
――寮生活はいかがですか。
「高校までは実家だったので、初めての寮で楽しいです。同部屋は秋濱悠太(商4=桐蔭学園)さん、小椋健介(情コミ3=桐蔭学園)さんと大沼隼人(政経2=国学院久我山)さんです」
――明大の先輩に憧れの選手はいらっしゃいますか。
「同部屋にずっと憧れだった秋濱さんがいて、いろいろ聞けるのでいい刺激になっています」
――現在ご自身の強化のために取り組んでいることはありますか。
「体を作っていくために、食べることとストレッチです」
――大学4年間でどのような選手に成長していきたいですか。
「大学ではラグビー面でももちろん成長したいですが、人間性の部分を成長させるために、主体的に考えたり行動できる選手になりたいです」
――ありがとうございました。
[木曽琴乃]
◆白井 瑛人(しらい・えいと)商1、桐蔭学園高、178センチ・85キロ
ラグビーでは世代トップレベルの白井選手だが、ピアノを弾ける一面も。「幼少期に習っていて、実家に帰ったらたまに弾いています(笑)」
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