
(14)KICKOFF ROOKIES~ルーキー特集2024~ 小西飛源「明大のフロントローとして成長したい」
22人のルーキーが、新しく紫紺の戦士として加わった。頂き目指す明大の羽になれ。彼らのフレッシュなプレーが、日本一『奪還』の後押しとなるだろう。本企画では彼らに電話取材を行い、高校時代や4年間の目標を伺った。6月1日より連日連載していく。(※写真は本人提供です)
第7回は小西飛源(文1=光泉カトリック)のインタビューをお送りします。(この取材は5月22日に行われたものです)
――ラグビーを始めたきっかけを教えてください。
「きっかけは2015年のワールドカップです」
――高校3年間を振り返っていかがですか。
「高校3年間はほとんどを右肩と左膝の怪我で過ごしてしまいましたが、最後の大会には出られてよかったです」
――高校3年間で成長したことを教えてください。
「体はもちろん普段の生活の仕方です。お菓子やカップラーメンなどを食べることが少なくなりましたし、また練習以外の時間でどうやって成長していくかなどを考えるようになりました」
――今までで印象に残っている試合を教えてください。
「高校3年次の予選の決勝です。3年間ずっと目指してきましたし、高校1年次も2年次も直前になって怪我をして出られなくなってしまったので、ようやく最初から最後まで出られた試合なので印象に残っています」
――明大に入学を決めた理由を教えてください。
「伝統校ですし、ずっと強くて有名で憧れていました。高校3年次の6月に1人で練習来た時に、ここでラグビーをしたいなと思ったので決めました」
――高校時代の明大ラグビー部への印象を教えてください。
「100年続く伝統校で、ラガーマンの憧れのチームだと思います」
――実際に入学してみていかがですか。
「周りは日本代表の人ばかりで僕の高校からしたらみんな本当にすごい存在です。やはり自分の今のレベルの低さも感じられましたし、 ここから自分が目指すべきところも明確になりました」
――寮生活はいかがですか。
「寮生活は慣れない点も多いんですけど、楽しく過ごしています。僕はずっと田舎暮らしだったので、オフ前とかは1人で東京の有名どころを回りました。好きなところは、原宿から表参道までの一本道です」
――同期で仲の良い人とそのきっかけを教えてください。
「久保太進(法1=長崎北陽台)です。全く同じ箇所を怪我して手術したので、リハビリが一緒になり仲良くなりました」
――ご自身のアピールポイントを教えてください。
「今は怪我してしまったのですが、ここから復帰に向けて日々努力して、復帰してからも日々努力して成長していくことです」
――これから強化していきたいことはなんですか。
「体ももちろんそうですし、メンタル面も強化していきたいです」
――目標とする選手とその理由を教えてください。
「去年の先輩の為房慶次朗(令4文卒・現クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)さんです。高校3年次に明大の試合を見始めた時からずっと3番背負って試合に出ていて、実際見に行った時も本当に強くてかっこよかったからです。また慶次朗さんと同じの3番のプロップというポジションなのですが、僕は1からそのポジションを始めるようなものだったので、一つ一つ見本としてやっていたからです」
――為房幸之介(商1=常翔学園)選手が同期にいますがお話されますか。
「慶次朗さんが試合の時にたまにいらっしゃるので、この前サインが欲しいって幸之介に言ったら話してくれてサインをもらいました」
――これから4年間での目標を教えてください。
「明大のフロントローとして4年間日々努力して成長していくことです」
――ありがとうございました。
[岩本文乃]
◆小西 飛源(こにし・ひげん)文1、光泉カトリック、186センチ・103キロ
東京散歩がマイブームの小西選手。名前の由来は御両親の好きな映画『ラスト サムライ』に登場する飛源とのこと。
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