
(13)KICKOFF ROOKIES~ルーキー特集2024~ 古賀大輝「空中戦では誰にも負けないという気持ちでプレーしている」
22人のルーキーが、新しく紫紺の戦士として加わった。頂き目指す明大の羽になれ。彼らのフレッシュなプレーが、日本一『奪還』の後押しとなるだろう。本企画では彼らに電話取材を行い、高校時代や4年間の目標を伺った。6月1日より連日連載していく。(※写真は本人提供です)
第6回は古賀大輝(政経1=佐賀工)のインタビューをお送りします。(この取材は6月3日に行われたものです)
――明大ラグビー部に入部した理由を教えてください。
「自分はやっぱり憧れっていうのが一番最初にありました。中学生の時に明治対天理の大学選手権(全国大学選手権)を秩父宮に見に行って、明治が優勝したので明治でラグビーをしたいと思うようになりました」
――過去に見た試合で一番印象的な試合を教えてください。
「やっぱり実際に見に行った大学選手権の決勝ですね。その時福田健太さん(平31法卒・現トヨタヴェルブリッツ)が主将をやっていてパスがうまくて、箸本龍雅さん(令3商卒・現東京サントリーサンゴリアス)もキャリーが強くて、それを間近で見られたことがとても印象的でした」
――実際に明大ラグビー部に入部して、印象は変わりましたか。
「変わっていないですね。先輩たちも優しくて、仲良くしてくださって、家族って感じです。高校は自宅生だったので、初めて寮に入るっていうことで不安もたくさんあったんですけど、先輩たちが話しかけてくれて楽しく過ごせています」
――高校3年間を振り返っていかがですか。
「最後の年は『全国を取る』っていう目標を最初から掲げてやってきたんですけど、(花園では)ライバルである東福岡さんに1点差で負けて、国体(国民体育大会)でも東福岡さんを主体とする福岡県のチームに負けてしまいました。(花園の)結果はベスト4でも東福岡さんとあたって負けてしまったことが本当に悔しかったです。でも高校の三大大会の一つであるセブンズ(全国高等学校7人制大会)で優勝できたことは自分にとって大きな成果だったと思います」
――高校時代、特に意識していたことを教えてください。
「自分はFWリーダーをやっていて、そういうリーダー陣の役割を持つことが初めてだったので、どうやってまとめればいいかなって心配でした。でも積極的にみんなに声を掛けたり、みんなの声を聞いたりして、FWがより良くなるためにアドバイスしたり、ここ違うんじゃないかって厳しく指導したりしていました」
――現在、特に伸ばしたいポイントを教えてください。
「自分は今フィジカルが足りていないと思っています。明治に来てから体重は増量しつつあるんですけど、全然足りない位置なので、この1年生の間にしっかり土台になる体重をつけようかなと思っています」
――実際に試合に出場してトライも決めていますが、手応えはいかがですか。
「高校と違って40分だったり60分だったりっていうのがあって、体力面でちょっときついとは感じています。やっぱり高校生と違って大学生はみんな大きくてフィジカルが強くて、そこで押し込まれるシーンがあって、そこを課題と思っているので、そこからやらないと行けないなと思います」
――ロックとしてプレーする上で心掛けていることを教えてください。
「ロックは空中戦の要だと思っていて、自分は身長もあるので、空中戦では先輩たちにも誰にも負けないという気持ちでいつもやっています」
――憧れの選手を教えてください。
「卒業された箸本龍雅さんです。ロックもやられていて同じポジションですし、体も大きくてキャリーも強いので、お手本にしたい選手であり目指している選手です」
――大学4年間でどのような選手に成長したいですか。
「やっぱりトップになる選手を目指したいです。そのために今からしっかり準備をして、最終的には紫紺を着て、大学選手権の優勝に貢献できる選手になりたいです」
――ありがとうございました。
[森口絵美理]
◆古賀 大輝(こが・だいき)政経1、佐賀工高、191センチ・82キロ
佐賀県のおすすめポイントはスポーツが強いところ!「皆さん佐賀にイメージがないと思っているかもしれないですが、バスケやバレーボール、サッカーなどいろいろなスポーツがトップのリーグでやっているので、応援してほしいです!」
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