
(11)KICKOFF ROOKIES~ルーキー特集2024~ 久保太進「国立競技場で紫紺を着ることが目標」
22人のルーキーが、新しく紫紺の戦士として加わった。頂き目指す明大の羽になれ。彼らのフレッシュなプレーが、日本一『奪還』の後押しとなるだろう。本企画では彼らに電話取材を行い、高校時代や4年間の目標を伺った。6月1日より連日連載していく。(※写真は本人提供です)
第4回は久保太進(法1=長崎北陽台)のインタビューをお送りします。(この取材は5月21日に行われたものです)
――明大に進学した理由を教えてください。
「高いレベルでやりたいなと思っていて、明治は全国的に見て本当にレベルの高いチームだったので、自分もそこに加わって挑戦してみたいと思い、希望しました。あと、箸本龍雅選手(令3商卒・現東京サントリーサンゴリアス)に憧れを抱いていて、泥臭いプレーに今でも惚れているので、自分も同じ紫紺を着てやりたいなと思い明治を選びました」
――高校3年間のラグビー生活振り返ってみていかがですか。
「やっぱり高校1年の時に花園(全国高校大会)に出て、高いレベルでプレーさせていただいて、本当に自分の課題とか得意なプレーとか、自分を分析できる期間でもありました。3年の時は行けなかったんですけど、その悔しさを明治で晴らしてやろうと思っています」
――一番印象に残っている試合を教えてください。
「高校2年の時の花園の天理高戦です。ベスト4を懸けた戦いで負けてしまって、自分の体力の無さや体作りがまだまだ甘かったことに気づいて、1年間頑張ろうって思った瞬間なので、天理高戦が一番印象に残っています」
――久保選手の強み教えてください。
「自分の強みはスピードを生かしたプレーでギャップを見つけて、そこにスピードある突破でボールを前に運ぶことです」
――目標としている選手や尊敬している選手を教えてください。
「同学年なんですけど高比良恭介(政経1=東福岡)です。同じ長崎県出身なんですけど、高校で東福岡高に行ってしまって、花園でも準優勝でキャプテンも務めていて、本当にすごい大役を任せられたのにしっかり大人数のチームをまとめる恭介の背中を見て、かっこいいなと思っていました」
――大学ラグビーに入って変わったことや気づいたことはありますか。
「得意なプレーがスピードを生かしたプレーなんですけど、同じポジションの選手でも自分以上のスピードと体力を持っていて、本当に能力が高い選手ばかりで自分はまだまだだなと未熟さを感じました」
――試合前のルーティーンや昔から継続してることはありますか。
「音楽を聴いてます。ONE OK ROCKの『We are』って曲が好きで、試合前は好きな曲を聴いてモチベーション上げています」
――寮生活はいかがですか。
「本当にどの先輩も優しく接してくれて、同部屋の先輩も長崎北陽台高の人とそれ以外の人がいるんですけどフレンドリーに話してくれて、仲はいいかなって感じです。やっぱり洗濯とかはこれまで親にしてもらってたので、そこの大変さっていうのは実感しています」
――ライバル視している選手はいらっしゃいますか。
「ポジションは違うんですけど、中村つぐ希(営1=目黒学院)です。練習とか見ててもアグレッシブに練習参加していて、やっぱり誰よりも体動かしてプレーしてるのでライバル視しています」
――高校3年次に参加した高校日本代表の候補合宿はいかがでしたか。
「自分のスピードを生かしたプレーをアピールしようと思って、積極的に頑張ったんですけどレベルの違いを実感させられて、これから明治で頑張ろうってさらに思った瞬間でした」
――明大ラグビー部での4年間に向けて意気込みをお願いします。
「国立競技場で紫紺を着ることを目標に、一日一日のトレーニングとか意識の違いがやっぱり差に出ると思うので、そこでしっかり周りと差をつけて目標を達成したいと思います」
――ありがとうございました。
[久保田諒]
◆久保 太進(くぼ・たいしん)法1、長崎北陽台高、180センチ・97キロ
上京して一番最初に行った場所は渋谷のハチ公とのこと。「渋谷はちょっと苦手でした(笑)。次はスカイツリーとか行ってみたいです!」
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