
(17)天皇杯直前インタビュー④/永田倖大選手
5月25日より天皇杯JFA全日本サッカー選手権(以下、天皇杯)が開催する。昨年度の全日本大学選手権優勝によって本戦出場を決めた明大。関東大学1部リーグ戦(以下、リーグ戦)で現在(第5節終了時)首位を走る明大は、初戦でリーグ戦2位につけている筑波大と対戦する。一発勝負の天皇杯で、〝躍道〟を胸に絶対に負けられない戦いが始まる。
今回はDF永田倖大(商4=サガン鳥栖U―18)のインタビューをお届けします。
――ここまでのリーグ戦を振り返っていかがですか。
「今年はとても攻撃力のあるチームで開幕から5連勝していますが、5失点してしまっているという事実をとても重く受け止めています」
――ご自身の状態はいかがですか。
「ここまで怪我なく来ることができていて、最高のコンディションです」
――注目してほしいプレーを教えてください。
「対人とヘディングを武器にしているので、ヘディングの強さや対人能力の強さなどの個の強さを見てほしいです」
――4年生としてどんなことが求められていると思いますか。
「ディフェンスリーダーとして自分1人だけがやるのではなく、チームを勝たせるためにどんなコーチングができるか、どんな働きかけができるか、他にも後ろの選手がラインは統一されているかなどの細かいところまで気を配って、自分が他に対してしっかり指示できるように4年生としてものすごく意識してやっています」
――5年ぶりの本戦出場ですが、プレッシャーはございますか。
「プレッシャーはありますが、目の前の筑波大に対して変なプレッシャーというのはないです。これまで積み上げてきたものに自信をもって、まずは初戦の筑波大にぶつけたいと思っているので、プレッシャーも当然あるんですけど、それ以上にワクワクしています」
――天皇杯への意気込みをお願いします。
「リーグ戦と違いトーナメントは1回負けたら終わりという中で、自分たちの力を出していくのはもちろんですが、まずはどんなに悪い時間が来ても後ろはブレずに堅く守り続けるということを実直に続けるとともに、自分含めチーム全体で勝つために最善な選択肢を選び、勝ちに繋がるプレーをしていきたいと思います。Jクラブを倒して天皇杯ベスト8という目標を掲げている中での初戦なので、気合いをいれて立ち向かっていこうと思います」
――ありがとうございました。
[早坂春佑]
◆永田 倖大(ながた・こうだい)商4、サガン鳥栖U―18、180センチ、79キロ
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