(16)天皇杯直前インタビュー③/木内達也選手

2024.05.24

 5月25日より天皇杯JFA全日本サッカー選手権(以下、天皇杯)が開催する。昨年度の全日本大学選手権優勝によって本戦出場を決めた明大。関東大学1部リーグ戦(以下、リーグ戦)で現在(第5節終了時)首位を走る明大は、初戦でリーグ戦2位につけている筑波大と対戦する。一発勝負の天皇杯で、〝躍道〟を胸に絶対に負けられない戦いが始まる。

 今回はMF木内達也(営4=鹿島アントラーズユース)のインタビューをお届けします。

 ――5年ぶりの本戦出場ですが、プレッシャーはございますか。

 「プレッシャーはそこまで感じてないです。もちろん学生なので、 自分たちはチャレンジャーという立場ですし、積み重ねてきた自分たちの成果を自信持ってぶつけるだけだと思います。プレッシャーというよりかは、楽しみに感じている部分の方が大きいです」

――普段練習中に特に意識していることはありますか。

 「明大が大事にしている三原則であったり、チームで大事にしているものはこだわってやっています。あとは練習の意図や、監督が何を考えて今この練習しているのか、この練習が試合にどのようにつながっているのかっていうのを考えながら、一つ一つのプレーにこだわってトレーニングに取り組んでいます」

――4年生として求められていることはどんなことだと思いますか。

 「4年生はチームの象徴なので、チームの先頭に立ってリーダーシップ発揮し、チームを引っ張っていかなければいけないと思っています。 どんな状況であっても、チームのために自分のできる力を出し続けて明治を体現したいです。今まで受け継いできたもの、 自分たちが下級生の時に4年生に示してもらったことを、今度は自分たちが下級生に伝えていくっていうのが、役割だと思っています」

――天皇杯での個人の目標を教えてください。

 「個人というよりは、やはりチームの目標が大きいです。今年の目標でもJリーグのチームを倒すっていうのもありますし、 自分がずっと目指している舞台にいる選手たちに勝つっていうのは個人の目標でもあり、チームとしての目標でもあると思っています」

――ありがとうこございました。

 [竹本琉生]

木内 達也(きうち・たつや)営4、鹿島アントラーズユース、178センチ、73キロ