
(14)天皇杯直前インタビュー①/常盤亨太選手
5月25日より天皇杯JFA全日本サッカー選手権(以下、天皇杯)が開催する。昨年度の全日本大学選手権優勝によって本戦出場を決めた明大。関東大学1部リーグ戦(以下、リーグ戦)で現在(第5節終了時)首位を走る明大は、初戦でリーグ戦2位につけている筑波大と対戦する。一発勝負の天皇杯で、〝躍道〟を胸に絶対に負けられない戦いが始まる。
今回はMF常盤亨太(法4=FC東京U―18)のインタビューをお届けします。
――現在のチームの状態についてお聞かせください。
「国士大戦ではやはり1失点しているので、そこが一番納得がいっていなくて、無失点で抑えないといけないですし、そういう点ではまだまだだなと思います」
――今シーズンのご自身のプレーはいかがですか。
「結果のところでも、まず数字を残せなかったことが一つと、自分の特徴をまだ出し切れていないところが自分の中ではあって、やはりバランスを見てしまうところもあったので、やりきる力のところは納得がいっていなかったです。国士大戦を経て自分としてはようやく納得のいく試合ができたんですけど、まだ細かいところの質は高められると思います」
――筑波大のイメージをお聞かせください。
「昨年度のリーグ戦で負け越して、新人戦でも負けています。自分の中ではリベンジの思いがとても強いですし、天皇杯に出場できる感謝というのも含め、今までやってきた全てをかけて筑波大を絶対に倒したいと思っています」
――天皇杯に向けて意気込みをお聞かせください。
「天皇杯は昨年度の4年生が、インカレ優勝という結果を残してくれたので、まずそこに対する感謝があります。筑波大は関東の中でも強敵だと思うので、次のFC町田ゼルビアとかは見据えずに、初戦を全力で戦いたいと思います」
――注目してほしいプレーをお聞かせください。
「明治の運動量・球際・切り替えの三原則は部員の中でも自信があります。そこに加えて予測のところで相手より一歩早く動くとか、速いポジショニングを取ってそこから守備でゴール前まで戻れるところや一気に攻撃でゴール前に入っていくのが自分の特徴でもあります」
――ありがとうございました。
[竹本琉生]
- 常盤 亨太(ときわ・きょうた)法4、FC東京U―18、173センチ、69キロ
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