(37)関東インカレ事後インタビュー②/堀拓斗、竹尾拓真、神戸毅裕

2024.05.18

 例年以上にハイレベルな争いとなった関東学生対校選手権(関東インカレ)。それでも、短・長・歩それぞれが奮闘し見事1部残留を果たす。主将の村越優汰(文4=横浜)を中心にブロックの垣根を越え仲間を応援するその姿はまさに「OneTeam」を体現していた。今回は戦いを終えた選手たちの声をお届けする。

 第2回は堀拓斗(農4=土浦日大)、竹尾拓真(農3=明星学園)、神戸毅裕(営2=明星)のインタビューです。

堀拓
男子1部100メートル予選4組5着 10秒63
――レースを振り返っていかがですか。 
 「スタートからの立ち上がりは良かったです。そこから高いレベルのスピードに上げる部分がうまくできずに終わってしまったことはもったいなかったのですが、次につながるような走りができたと思います」 

――タイムとしてはいかがでしたか。 
 「着順を狙っていたのでタイムはそんなに納得できていないです。正直タイムとしては今シーズンの入りから見ても妥当なんですけど、勝ちたかったなという気持ちはあります」 

――事前取材をさせていただいた時に、トップスピード不足を課題に挙げられていました。
 「今回のスタートは横並びで、立ち上がりは良かったです。ですが、より高いスピードを出していく過程は技術的にうまくいく感覚がありませんでした。その過程を新しく考えられるようになったので、今後の練習に生かして頑張りたいです」 

――今後はどの大会を目標に取り組んでいきたいですか。 
 「日体大記録会とか、いろいろな記録会に出ることで徐々に記録を上げて、日本学生対校選手権(日本インカレ)の標準を切れるように頑張りたいです」 

――今回のレースを経て今後の練習に生かしていきたいことはありましたか。 
 「いい意味でも悪い意味でもすごく刺激を受けたので、そういったものを自分の練習で落とし込んでよりレベルアップしていきたいです」 

――ありがとうございました。 

竹尾拓真(農3=明星学園)

竹尾
男子1部100メートル予選2組3着 10秒78
男子1部4×100メートルR予選2組4着 39秒42 決勝進出
――100メートルの振り返りをお願いします。
 「100メートルは2次加速でもたついてしまい、その時点でレースが終了してしまいました」

――コンディションはいかがでしたか。
 「前日に食べたものが悪く体調を崩してしまい、コンディションはあまり良くなかったです。勝負弱さが出たと思います」

――国立競技場という会場の雰囲気はいかがでしたか。
 「結構すごかったです。応援がとても盛り上がっていて楽しかったのですが、実力を発揮できなかったのは悔しかったです」

――今後の意気込みを聞かせてください。
 「日本インカレのA標準を切れるように頑張ります」

――ありがとうございました。

神戸毅裕(営2=明星)

神戸
男子1部100メートル決勝4位 10秒50 
男子1部4×100メートルR決勝7位 40秒46
――コンディションはいかがでしたか。 
 「すごくいい感じにピークを持ってこられたと思います」

――100メートル予選の振り返りをお願いします。
 「予選からいつも通りの自分の走りができていました。そこからギアをもう一段階準決勝で上げて、できるだけいい位置またはそれ以上に上げることを意識しました。元々の形も良くて、そこにアドリブで修正も加えられたレースだったと思います」

――4位という順位やタイムはいかがでしたか。
 「目標は3位入賞だったので走り終わった時には悔しかったですね」

――収穫や課題はありましたか。
 「収穫は自分の得意なところが思った以上にしっかりと発揮したことです。トップスピードが他のトップの中のトップの選手に比べるとすごく低いと思ったのでそこが課題です」

――4×100メートルR(4継)はいかがでしたか。
 「予選と決勝で1走が変わり、柔軟性がすごく試されるところだったと思うのですが、バトンはしっかりと渡せました。個人の走りとしても100メートルの決勝のいい流れのまま自分の走りができました」

――4継での収穫や課題はありましたか。
 「4継は自分のトップスピードが試される場所だったのですが、しっかりある程度のスピードを出して、他大学のエースに食らいつけたことはよかったです」

――ありがとうございました。

[石井遥、武田隼輔]