(1)春季リーグ戦事前インタビュー 手塚峻馬

2024.05.07

 昨年度、主要三大大会で優勝に届かず悔しい結果に終わった明大卓球部。今年度はグランドスラムを達成し威厳を見せつけるためにも、まずは春季関東学生1部リーグ戦(春リーグ)の優勝を狙う。今回は開幕間近の選手たちに取材を行った。第1弾は手塚峻馬(政経4=明徳義塾)のインタビューをお届けする。
(この取材は5月2日に行われたものです)

――昨年度のリーグ戦を振り返っていかがですか。
 「昨年は春と秋両方とも優勝できるチャンスで優勝できなくて、それには原因があると思っています。その差はほんのちょっとだと思うんですけど、それは日頃の練習や生活の部分で、最後出てしまったのかなと思っています」

――今のチーム状態はいかがですか。
 「新チームになって僕らが最上級生になって、最上級生の人が手本となって率先して行動するってことをみんな意識しています。練習で口を動かすだけではなく自分たちが行動して、姿でチームの活気を上げていくことで、いい雰囲気に持っていけてるのかなと思っています」

――リーグ戦までの期間で強化してきたことを教えてください。
 「強化ポイントでいうと、技術的な面では今はそんなにないですが、気持ちの面では自分は一球のミスにこだわってしまったりしていて、やっぱり団体戦はチームの雰囲気が大事だと思うので、どんなミスでも、どんなプレーでもチームを盛り上げることを意識して、練習中でもミスをそんなに考え過ぎず、前向きな考えで練習に取り組んでいます」

――3月は合宿もありましたが練習量はいかがですか。
 「練習はここ最近多く自分の中ではしてるとは思ってないんですけど、限られた時間の中で質を上げるというか、頭を使ったり、一球に対しての思いっていうのはとても大事にしています。そのおかげで自分の調子も上がってきましたし、自分の技術の幅も広がってきたなって思っています」

――質を上げる部分とは具体的にどんなことか教えてください。
 「試合を想定した練習です。練習だけの練習じゃなくて、試合につながった練習、サーブレシーブや細かいところなど、試合につながった練習のところを意識してやっています」

――リーグ戦での自分の役割はどのようなものだと思いますか。
 「正直、自分が勝てばチームが勝てるかなと思っているので、自分は全勝して、ポイントゲッターとしてチームにいい影響を与えるように試合で勝って、いろんな場面で試合は回ってくると思いますが、どんな場面でも試合に勝てる選手になりたいなと思っています」

――優勝のためにチームに必要なことはどのようなことだと思いますか。
 「(春は)前半戦全勝して、後半戦で2敗してしまって、秋も日大戦で勝てる試合を落としてしまったという部分で、本当に少しの差なんですけど、その少しの差は自分の中ではそんなに甘くないと思っています。一人一人一球も油断せず、一球一球みんなで戦うって気持ちで頑張っていきたいなと思っています」

――今年は〝チャレンジャー〟としての意識がある感じですか。
 「一からというか、初心に戻って、去年の結果を受け止めて、今年は今年の良さを出して みんなで頑張っていきたいなと思っています」

――手塚選手にとってリーグ戦とはどんな大会ですか。
 「大学生の憧れというか、目標にしている大会なので、そういう舞台で勝つことこそ本当の意味だと思います。それこそ優勝は本当に人生にとって宝というか、いい経験だと思うので、 試合に出るだけじゃなくて、その中で優勝をみんなで目指していきたいなと思っています」

――リーグ戦の難しさはどのようなことだと思いますか。
 「他の大会とは違って、緊張感というか大学の名を背負ってみんなが戦う試合なので、みんなのこの試合に懸ける思いは本当に強いです。それは自分たちじゃなくて周りのチームもそうですし、本当に真剣勝負というか、そういう部分ではいいイベントかなと思っています」

――これまでのリーグ戦での経験を今大会にどう生かしたいですか。
 「自分はそこまで勝ち星を上げられず、チームに貢献っていうのが正直自分の中であんまできてないと思っています。今年は最後の年で、4年生としてなんとしてもチームに貢献して、チームにいい影響を与えるように頑張っていきたいと思っています」

――ライバル視している大学はありますか。
 「僕はどこの大学も勝負だと思っていますが、去年秋で負けてしまった日大です。日大はメンバーがそろっていて、豪華なメンバーばかりなのですが、明大のメンバーもみんな実力を持っていて、正直やってみないとわからないと思っているので、向かっていく気持ちで、チャレンジ精神で挑んで勝ちたいなと思っています」

――1年生で期待している選手はいますか。
 「1年生はみんな真面目で実力もあって、試合に出る1年生がこれから期待できるなと思っていて、去年まで戦っていたメンバープラス1年生というのは本当に強化されると思います。1年生が伸び伸びやって、自分たちも伸び伸びできるようにしたいなと思っています」

――宮川選手(宮川昌大・令6情コミ卒)などの穴を埋めるためにチームとして取り組んできたことはありますか。 
 「宇田さん(宇田幸矢・令6商卒)や宮川さんはチームのために頑張ってくれて、今となって大事な存在だったなって気付くことができました。その存在があったからこそ僕も頑張れたので、僕もその存在になれるように、今はチームのトップとして引っ張っていけるように頑張っています。それはみんなもそうだと思うので、今年は自分たちがそういう立場になるようにという気持ちで取り組んでいます」

――宮川選手から学んだことはありますか。
 「宮川さんは本当に熱意がある方で、何に対しても思いが強くて、それは試合だけではなく日頃の練習や生活も伝わっていて、こういう選手こそ勝てるんだなって、大事な場面で頼れる人なんだなっていうふうに思っています。僕も頼っていたので、その気持ちを僕も少しでも見習いたいなっていう、卓球に対しての熱意とか思いを学んでる感じですね」

――協和キリンのホームマッチで宮川選手と再戦することになると思いますがいかがですか。
 「宮川さんは、練習試合では勝ったりしてたんですけど、本番ではとても強いので、ちょっと厳しいかと思います」

――4年生の仲の良さはいかがですか。
 「みんなそれぞれ役割を持っているというか、自分が何をしたらいいか、試合出る人だけじゃなくて、試合出ない人のサポートだったり、そういうことをみんな自覚してる部分がいいと思います。試合出る人は出る人でしっかり勝ってチームに貢献できたり、他の部分でもサポートしてくれるような人だったり、みんな役割をちゃんと分かってやってくれてるのかなと思います」

――最後の春リーグに向けて今の心境はいかがですか。
 「もう2年間もリーグ戦に出てきましたが、リーグ戦の経験というのは自分の中でも分かっているので、あんまり考え過ぎないように普段通りのプレーをしたいなと思います。リーグ戦なので、やっぱり普段通り自分のプレーができればいいかなって思っています」

――最後に意気込みをお願いします。
 「去年グランドスラムを達成できなかったので、グランドスラムを達成するための第一歩として、春リーグで全勝優勝と個人で出た試合は全勝っていう気持ちで頑張ります。また応援してくださる人もいると思いますが、明大を応援して良かったと思えるようなプレーをみんなで頑張っていきたいと思います」

――ありがとうございました。

[末吉祐貴]